コロナ狂騒録 2021五輪の饗宴 宝島社文庫 「このミス」大賞シリーズ

海堂尊

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784299031570
ISBN 10 : 4299031571
フォーマット
出版社
発行年月
2022年07月
日本
追加情報
:
380p;16

内容詳細

累計1000万部突破『チーム・バチスタの栄光』シリーズ、新章第2幕!

「近い将来、また襲ってくるであろう新たな感染症に対しても、本書はまたとない警告の書となるはずだ。」――斎藤美奈子(文芸評論家)

(あらすじ)
新型コロナウイルスの第二波が収まりつつある中、安保首相は体調不良を理由に辞任、後継の酸ヶ湯はGo Toキャンペーンに励み、五輪の開催に向けて邁進していた。しかし変異株の上陸で状況は一変、それまで感染対策を自画自賛していた鵜飼府知事統治下の浪速で医療が崩壊し始め……。浪速を復活させるべく、政策集団「梁山泊」の盟主・村雨が、フリー病理医の彦根とともに行動を開始する!

【著者紹介】
海堂尊 : 1961年、千葉県生まれ。作家、医師。第4回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、2006年に『チーム・バチスタの栄光』(宝島社)で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • skunk_c さん

    続編もカミサンから借りる。ストーリーは確かにフィクションの小説なんだけど、そこに偽名で登場する政治家やら官僚やら政府関係者やらの話が実話に基づいているので、記憶が薄れかけた2〜1年前の騒動を思い出した。著者の狙いはそこにあるんだろうな。「人の噂も75日」「喉元過ぎれば熱さ忘れる」と、よくこの国に住む人々は特に都合の悪いことを忘れやすく、また、本書にも描かれているように、メディアも政治的失策を他のニュースで糊塗して薄めてしまう実態がある。それを思い出させるために書いたんだろうなぁ。でも次作は難しいかもね。

  • nyaoko さん

    ほぼほぼ政治批判なので、バチスタシリーズのあの雰囲気を期待してたら見事に裏切られるからそういう方にはオススメしません。逆に私はこの2年を振り返り、当時のブレブレな政権と、血反吐を吐く思いでコロナと戦った方々や、大変だった職場の事を思い出して読んでました。

  • 坂城 弥生 さん

    日本人の健康と安全をここまで犠牲にして開かれた五輪…でも未だに汚職疑惑がボロボロと…オリンピックってなんだったんだろう?

  • さち@毎日に感謝♪ さん

    前作と同様、コロナ禍になってからの政治の話特にオリンピックの事がメインであんまり面白さを感じなかったです。ちょっと残念だったな…。

  • シロナガス西瓜 さん

    「誰もが無責任だった。」/東京五輪の開催か、中止か。政治が混乱し医療が逼迫する中、変異株が猛威を振るう。/小説を読みに来てる身としては正直眠かったけど、解説を読んで目が覚めた。この解説、コロナ禍を生きた読者が本書を読んで考慮すべきことを的確に言語化している。改めて思うに、やはり本書は「実」が主体の「記録」だな。小説にすれば後世に残る、というやつ。「虚」を構成する梁山泊パートは村雨さんが活躍してたけど、彼を知らないから感情移入できないのが残念。よって「桜宮サーガ」を未読で楽しめるかについては、私的に疑問だ。

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海堂尊

1961年、千葉県生まれ。作家、医師。第4回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、2006年に『チーム・バチスタの栄光』で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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