イノセント・ゲリラの祝祭 宝島社文庫

海堂尊

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784800255167
ISBN 10 : 4800255163
フォーマット
出版社
発行年月
2016年05月
日本
追加情報
:
428p;16

内容詳細

シリーズ累計1000万部を超えるベストセラーとなった「チーム・バチスタ」シリーズの『イノセント・ゲリラの祝祭』が新装版になって登場します。
東城大学医学部付属病院4階。万年講師の田口公平は、いつものように高階病院長に呼ばれ、無理難題を押しつけられようとしていた。「お願いがありまして…」そう言って取り出した依頼状の差出人はあの火喰い鳥、白鳥圭輔。厚生労働省で行われる会議への出席依頼だった――。新装版刊行にあたって全面改稿した田口・白鳥シリーズの第4弾です。


【著者紹介】
海堂尊 : 1961年千葉県生まれ。医師、作家。2006年、『チーム・バチスタの栄光』(宝島社)で第4回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ともくん さん

    今まで読んだ、桜宮サーガシリーズの中では、1番小難しい話。 医療と法律。 医療と行政。 二人三脚で歩まないといけないのに、仲の悪い両者。 どこまで、歩み寄れるのか、それとも、仲違いするのか。 今現在も、問題になっている、医療事故など、考えさせられる。

  • Yobata さん

    バチスタシリーズ第4弾。新装版で再読。今回の舞台は霞ヶ関で、医療ミステリというより現在の医療行政の言及。昼行灯田口がついに霞ヶ関進出かと思いきや、後半メインの会議ではスカラムーシュ彦根の独壇場だったよね。関係各省庁の官僚達が利権を守るための発言を繰り返すが、医療現場の最前線の医師達が監察医制度等の医療問題を浮き彫りにし、医療行政の崩壊の危機を訴える。彦根の登場で、これからバチスタシリーズは利権を巡る官僚対現場の物語になっていき、今作はその序章かな?ミステリ部分はなかったけど考えさせる一冊ではあった。

  • さくさく さん

    バチスタシリーズ第4作。医療リソースの制約から解剖にまで手が回らない現況にメスを入れる議論が勃発し、解剖とAiはどうあるべきか俎上に上げられる。10年以上前の話しながら現実感があり、死因不明で亡くなった患者をコストがかかるから解剖しませんで片付けていいのかという問いに対する答えは難しい。生きている患者に医療費を割くべきで死者にはおざなりの診断で構わらないというのも問題だし、亡くなったら医療は何もしませんというのもおかしい。中間的な解決策を見出すのが医療と司法の今後の課題である。

  • ラッキー さん

    久しぶりの海堂作品。最後のやりこめる場面は読み応えがあった。彦根と桧山が今後どう絡んでくるのかと余韻が残る最後だった。

  • さばかん さん

    寡聞にして他に類を見ない医療行政サスペンス(?)物語。  官僚組織vs医療現場。 医療行政の闇。法医学の闇。   医療行政の未来に光はあるのか。  全然違う世界の難しい話に思えるが、我々一般人にとっても他人事じゃない草の根のお話。   要約すると、とても面白かった。会議で議論が中心の弁舌戦。こんな面白さのベクトルが違う小説もあるんだなぁ。

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海堂尊

1961年、千葉県生まれ。作家、医師。第4回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、2006年に『チーム・バチスタの栄光』で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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