神と王 3 主なき天鳥船 文春文庫

浅葉なつ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167922122
ISBN 10 : 4167922126
フォーマット
出版社
発行年月
2024年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
336p;16

内容詳細

命を生む正神『スメラ』の手がかりを求めて泛旦国を訪れた琉劔たちは、弱冠15歳の王・ダギと出会う。旧知の瑞雲との再会を喜ぶダギは、尾が生えているため国民から「狗王」と蔑まれ、母親である王太后からも疎まれていた。しかも彼が即位した経緯には不可解な点があって―。物語が大きく動き出す、神話ファンタジー第3巻。

【著者紹介】
浅葉なつ : 四国生まれ。2010年に第17回電撃小説大賞でメディアワークス文庫賞を受賞、『空をサカナが泳ぐ頃』でデビュー。2020年、『どうかこの声が、あなたに届きますように』が、一般読者が推薦・選考する「読者による文学賞」第1回を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • えみ さん

    記録には残らないが記憶には残る。そんな王が確かにそこに存在することを誰もが認めざるを得ない…国の存続に関わる若き新王が民へのお披露目で発した言葉。陰謀が蠢きだし、復讐が始まる。不確かな神という存在、縋るモノの不在、無知は恐怖を生み、疑心暗鬼は狡猾な者達に利用される。相応しい王が歩む正しい道の果て。生きた者にしか語れない歴史に強烈な個性と魅力を感じる。壮大な謎と神の役割、そして王の勤めを描く壮大なファンタジー第3弾。忌み嫌われる「混ざり者」ダギは求められて泛旦国の王になるが、そこにはある謀略が…圧巻の物語。

  • よっち さん

    命を生む正神『スメラ』の手がかりを求めて泛旦国を訪れた琉劔たちが出会った弱冠15歳で王座についたダギ。はるか南方の国で琉劔たちの旅は思わぬ方向に大きく動き出す第3弾。瑞雲と旧知の仲だったダギは再会を喜ぶものの、彼が即位した経緯には不可解な点もあり、尾をもって生まれたため狗王と蔑まれ母親である王太后からも疎まれている状況。泛旦国もまた多民族を抱え信奉する神も様々、差別や貧困や王族と神官の対立といった難しい事情を内包していて、それに向き合おうとする記録に残らない混ざり者の擬王タギの覚悟と成長が印象的でしたね。

  • さこぽん さん

    神もいろいろ。王もいろいろ。狗王・ダギが治める国を見てみたい。混ざりものへの差別がなくなったらいいのに。命を生む正神「スメラ」のことが少しわかったけど、SFちっくな展開に??初めて「猿の惑星」を観たときの衝撃に似てる終章。

  • お涼 さん

    シリーズ3作目。『夜空で満ち欠けする星のひとつから来た神』の手がかりを求めて泛旦(はんたん)国を訪れた琉劔、日樹、瑞雲。そこで混ざり者の王、ダギと出会う。不知魚人(いさなびと)時代の瑞雲と知り合いだったダギに誘われ王宮に入り陰謀に巻き込まれていく。記録に残らない擬王のダギ、最後の決意に落涙。

  • あまね さん

    前巻がどこまで進んだのか朧げだったのと漢字の読み方が難しい国の名前・人の名前のオンパレードに身構えながら読み始めしたが、大丈夫でした。終章は、なかなか気になる描写です。新井素子さんの作品を思い出してしまいました。

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