わたしの小さな古本屋 倉敷「蟲文庫」に流れるやさしい時間

洋泉社

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784862488305
ISBN 10 : 4862488307
フォーマット
出版社
発行年月
2012年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
175p 19cm(B6)

内容詳細

会社を辞めた日、古本屋をやろうと決めた。それから18年。猫2〜3匹、亀9匹に、クワガタ、金魚、メダカなどがそれぞれ数匹ずつ同居する店で、女性古本屋店主は、今日も店の帳場に座り続けています。

目次 : 第1章 そうだ、古本屋になろう(そうだ、古本屋になろう/ 川西町の四軒長屋 ほか)/ 第2章 見よう見まねの古本屋(一〇〇万円でできる店/ 棚板を探して ほか)/ 第3章 お客さん、来ないなぁ(父の置き土産/ ミルさん ほか)/ 第4章 めぐりめぐってあなたのもとへ(観光地の古本屋/ 置きっぱなしのブローティガン ほか)/ 第5章 そして店番は続く(苔と古本の道/ おばあちゃんの家 ほか)

【著者紹介】
田中美穂 : 1972年岡山県倉敷市生まれ。古本屋「蟲文庫」店主。1994年同市内の川西町で開業。2000年に現在の本町に移転(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • mitei さん

    会社を辞めたあとに古本屋を開いた著者が日々奮闘しているさまを著した一冊。こんな生活もいいなぁと思えた。

  • 海月 さん

    図書館本。久々に本屋さんの本を読みたくなりこの本に決めました。倉敷に店を構える蟲文庫さんのノンフィクション。実は古本屋になる話が書いてあると期待して借りて読んだのですが、古本屋の日常と苔の話がほとんど。できれば古本屋開業の話をもう少し聞きたかったです。 がけ書房、蟲文庫と個人本屋さんの本を読んできましたが、基本的に商売形態は似てる印象で個人の古本屋さんはイベント多い印象ですね。最近電子ばかりですが紙は人と繋がる分温かい気持ちになりますね。

  • ぶんこ さん

    お店の佇まいが、いかにも倉敷の美観地区らしくて素敵です。そこに古本と猫と亀がいる。中庭があって裏の神社の石垣も見える。中庭では天体望遠鏡で星空観測もできる。ハァ〜、理想郷。最初のお店は家賃を知ってびっくり、高すぎませんかと思うくらいだったのが、今のお店の素晴らしさに家賃を知りたくなりましたが、書かれてませんでした。家賃が発生すると商いは大変。よくぞ20年近く続けられたものと拍手です。その間には郵便局の夜間仕分け等々バイトと掛け持ちだったそうで、好きだからこそ続けられたのでしょう。天晴れです。

  • ケイ さん

    ステキな場所にあるようだし、作者の話す猫や苔の話もいい感じだ。まだまだ古書店の店主というにはお若い年齢だと思うが、いぶし銀的な良さを感じる。倉敷に行くことがあれば是非行ってみたい。ただ、作者がすごく本好きって感じがしなかったのが、若干不思議というか残念というか…。本屋の片隅でひたすら本を読んでいて欲しい気がしてしまうんですねえ。

  • Gotoran さん

    倉敷、大原美術館がある美観地区の一角にある蟲文庫、“のろまなぼんやりやが服を着て歩いているような性質でふと立ち止まって動き始めるとまるで何かに憑りつかれでもしたようにあとはもう全うするまで止まらないという極端な面がある”と自称する店主(著者)が、開業から苦節約20年の軌跡をエッセイ風に飾らず謙虚に綴った本書。開業時の維持するための掛持ちのアルバイト他の苦労話、本との繋がり、人との繋がり、苔の話等々。非常に興味深かった。苔と天体観察が好きで、猫、亀、クワガタ、金魚、メダカと暮し、“意地で維持”が↓

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