鬼平犯科帳 決定版 4 文春文庫

池波正太郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167907952
ISBN 10 : 416790795X
フォーマット
出版社
発行年月
2017年02月
日本
追加情報
:
400p;16

内容詳細

「おなつかしゅうござります」二十余年ぶりに平蔵の前に現われ、「密偵になりたい」と申し出たおまさには、平蔵への淡い恋心と語りたがらぬ過去があった(「血闘」)。鬼平の凄絶な剣技に息を呑む本作ほか、「霧の七郎」「五年目の客」「密通」「あばたの新助」「おみね徳次郎」「敵」「夜鷹殺し」の全八篇を収録。

【著者紹介】
池波正太郎 : 大正12(1923)年、東京に生れる。昭和30(1955)年、東京都職員を退職し、作家活動に入る。新国劇の舞台で多くの戯曲を発表し、35年、第43回直木賞を「錯乱」によって受賞。52年、第11回吉川英治文学賞を「鬼平犯科帳」その他により受賞する。63年、第36回菊池寛賞受賞。平成2(1990)年5月3日没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • k5 さん

    初夏の時代小説フェアB。江戸時代についてちょっと勉強したためか、味がよくわかるようになってきました。並行して藤沢周平を読んでいるのですが、まったく文体や雰囲気が違って時代小説は「語り」の芸だなあ、と思わされます。本巻の平蔵はおまさを助けに一人で斬り込んだり、夜鷹殺しを追跡したりしてこれまでより熱い感じ。

  • 優希 さん

    人情味が感じられました。鬼平への淡い恋心を抱いていたおまさを主人公にした『血闘』にはじんわりさせられます。鬼平のまわりの人々も色々動き出して面白くなってきました。

  • はるを さん

    🌟🌟🌟🌟🌟。2024年5月10日公開の映画化をきっかけに選書。映画の原作にもなった『血闘』を含む八編を収録。読書をしているとタマに自分の選書と心が綺麗にマッチングする時があってその時は呼吸するかのように読書が進む。その感覚がとても気持ち良く、これぞ読書の醍醐味だと思う。今回は本書がそれに当たる。人間の描き方、特に悪人の描き方に味わいがあって噛み締めるように読んだ。人間なんてそんなに強くない。そんなもんだろう。全部良かったが『血闘』は勿論、『五年目の客』『あばたの新助』がとても良かった。

  • 金吾 さん

    ○鬼平の人情の機微に通じている部分と仕事への冷徹さが好きです。「霧の七カ」「五年目の客」「密通」「夜鷹殺し」が好きな話です。

  • 金吾 さん

    ○鬼平は仕事にシビアでありながら、人情に通じています。「夜鷹殺し」でもそう感じました。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

池波正太郎

大正12年(1923年)東京・浅草に生まれる。昭和20年鳥取の美保航空基地で終戦を迎える。二十五歳の時、作家長谷川伸に師事し、脚本家になることを決意。三十七歳、「錯乱」で第四十三回直木賞を受賞する。時代小説には、武将もの、剣豪もの、忍者もの、仇討ちもの、世話ものなど多種多様ある(本データはこの書籍が

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品