映画を見ると得をする 新潮文庫

池波正太郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784101156330
ISBN 10 : 4101156336
フォーマット
出版社
発行年月
1987年07月
日本
追加情報
:
16cm,226p

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • KAZOO さん

    池波さんのほかの随筆では映画については作品を取り上げている例が多いのですが、ここでは映画の効能というか、映画を見ることでの愉しみなどについて述べられています。私が特に気に入ったのは「「観てから読むか、読んでから観るか」は問題ではない。大事なのは両者を比較する姿勢」といわれていますが、私は以前からそのような観点で観てきていますので、まさにという感じでした。

  • ゴンゾウ@新潮部 さん

    食通だけでなく映画通でも有名な池波正太郎さんのエッセイ集。映画を通して人間の生き方までも語り尽くしてしまう。たった2時間でこんなにも素晴らしい体験ができるのか。少々オーバーでくどいところもなくはないが池波さんのダンディズムが出ているので大目にみてしまう。

  • kinkin さん

    昭和55年に出版された本。かなり歳月が経っているが書かれていることは今も通じることばかりだ。映画を楽しむということ、楽しみ方から難解といわれる映画は自分を鍛える。ポルノとよばれるものにも優れた作品が多くあること、巨匠の作品は必ず秀作にあらず、ただし美的感覚は見るべきものあり、リアリズムの意味、映画評論の読み方他、なるほどーということもたくさん書かれていた。どんなつまらない映画にもよいところがひとつはあると書かれた淀川長治さんの言葉と、著者の書かれていること、これから観る映画の参考にしたい。

  • 海猫 さん

    なんとなく再読。昔の本なので例えに出てくる映画は古いし、時代が変わっているから今に適用できない部分は少しある。しかし言っていることは現代の映画を見るにしても十二分に通用することで、ひょうひょうとした独特の語りもあって良い。特に説教臭いのにだんだんと説教が聞き心地良くなってくるのは池波エッセイならではの芸。この本は思春期に読んだから私の血肉になっていて気恥ずかしい。でも読んだのがきっかけで本当にたくさん映画を見たし、本当に得もしたと思う。そういう意味ではこの本「読書をすると得をする」でもあるのです。

  • ちび\\\\٩( 'ω' )و //// さん

    映画に関わる様々なこと、監督、脚本、俳優、音楽、衣装、撮影。〜日本、アメリカ、フランス、イギリス、イタリア等の国々の映画観。映画の選び方から楽しみ方、効用等、あらゆる題材で著者の蓄積した映画観を楽しませてくれる。総じて、映画を見ると人生の得になるという内容。見る人と見ない人では人生に大差が出てくる等、昭和54年の著作だが現代にも通じる点が多い。自分も大の映画好きなので楽しく読めた。また読み易い。最近見る映画はSFや冒険者系が多いので(汗)人生感のある映画を見なければと思いました(๑•̀ㅂ•́)و✧︎

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

池波正太郎

1923年、東京浅草生まれ。新聞社の懸賞戯曲に2年続けて入賞し、それを機に劇作家に。長谷川伸に師事し、新国劇の脚本や時代小説を書く。60年、『錯乱』で直木賞、77年、『鬼平犯科帳』『剣客商売』『仕掛人・藤枝梅安』の三大シリーズを中心とする作家活動に対して吉川英治文学賞、88年、菊池寛賞を受賞。90年

プロフィール詳細へ

アート・エンタメ に関連する商品情報

おすすめの商品

HMV&BOOKS onlineレコメンド