池上彰の教養のススメ 日経ビジネス人文庫

池上彰

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784296116102
ISBN 10 : 429611610X
フォーマット
出版社
発行年月
2022年12月
日本
追加情報
:
453p;15

内容詳細

教養とは何か。さまざまな知の体系を学ぶことで、世界を知り、自然を知り、人を知る。すると世の理が見えてくる。そうなってはじめて、新しい何かを生み出すイノベーションが可能になり、なにより人生が豊かになる―東京工業大学・池上教授が仲間の先生たちと考えた白熱のリベラルアーツ講義。

目次 : 1限目 オリエンテーション 教養とはなにか―教養について知っておくべき12の意味。(池上彰)/ 2限目 教養入門 日本に教養を取り戻す―ニッポンが弱くなったのは、「教養」が足りないからです。(桑子敏雄×上田紀行×池上彰)/ 3限目 哲学 社会的合意形成―哲学の力で公共事業の問題も解決できるのです。(桑子敏雄)/ 4限目 文化人類学/宗教学 無宗教国ニッポンの宗教―ニッポンの会社の神さま仏さまとオウム事件と靖國問題と(上田紀行)/ 5限目 生物学 ナマコと人間の生物学―人間は、「ひと」であるまえに生きものです。(本川達雄)/ 修学旅行 教養教育 米国トップ大学の教養教育 MIT・ウェルズリーカレッジ・ハーバード大―アメリカの一流大学は4年間“教養まみれ”でした。(上田紀行×池上彰)

【著者紹介】
池上彰 : ジャーナリスト・東京工業大学。リベラルアーツ研究教育院特命教授。1950年、長野県松本市生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、NHK入局。地方記者から科学・文化部記者を経て、報道局記者主幹に。94年4月より11年間「週刊こどもニュース」の「お父さん」役として子供から大人までが理解できるよう、さまざまなニュースをわかりやすく解説、人気を博す。2005年3月、NHKを退局、以後フリージャーナリストとして、テレビ、新聞、雑誌、書籍など幅広いメディアで活躍中。12年2月から東京工業大学リベラルアーツセンター(現リベラルアーツ研究教育院)教授に就任、16年から現職。理系の大学生に現代史などの「教養」を教える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • mintia さん

    たまたま戦前生まれの人と話す機会があって教養の無さを痛感していたので、本書を読んで幅広い教養を身に着けていきたいと思った。

  • 乃田 さん

    面白かった!印象に残っているのは、桑子教授の社会的合意形成について。ダム建設など、住民VSお偉いさん的になりがちなのは、個々の価値観を捉えず単純化しているからかな。それぞれ相手を蔑ろにしたいわけではなく、個々の意見の理由、来歴を紐解いて行くことで、妥協ではない第3の解決策が見えてくる。それって、とても素晴らしいことだし、硬直化、単純化した構図だらけの今に一番必要なことなのでは。それだけではなく、上田先生、本川先生、そして池上先生の言葉はすうっと入ってきて、時に疑問も持ちながら楽しく読めました。

  • 9分9厘 さん

    あ、この人話しをしていて楽しいなと、男女問わず思い当たる人は「教養」がある人なのかもしれない。その人たちの共通項に「喩え話が旨い」ということがある。頭が良くても教養がなくてはできないことかもしれない。

  • ひつじパパ さん

    なんでも効率性を求め、専門の分野しか学ばないというのは、世界の偉人や経営者とは渡り合えない。教養というあらゆる変化に柔軟に対応できる力が必要なのだと感じた。文学・人種・性・世代の多様性やSDGSもその教養があればこそ創造的に対応できる。そして多種多様な知識や経験の中からこの世を生き抜く自分なりの真実も掴める筈だ。今まで専門性や効率主義に向いていた自分の考えを反省させられた。

  • ドアラ さん

    「すぐ役に立つことはすぐに役立たなくなる」から、学び続けることで「すぐには役に立たない」教養を身につけ、複線思考で生きる力をつけていくことが、人生において大事であると語られている。池上彰先生の説明のわかりやすさはいつもながら。桑子敏雄先生、上田紀行先生、本川達雄先生、それぞれの教養としての哲学、文化人類学・宗教学、生物学と社会貢献の関係が非常に興味深く読書できた。米国トップ大学で教養を大切にしていることも非常に参考になった。実用的な本ばかり求めがちのこれまでとは少し違った学び方にトライしたい。

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人物・団体紹介

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池上彰

ジャーナリスト。1950年長野県生まれ。慶應義塾大学卒業後、1973年にNHK入局。松江放送局、広島放送局呉通信部を経て、報道局社会部、警視庁、文部省などを担当し、記者として経験を重ねる。1994年から11年にわたり「週刊こどもニュース」のお父さん役として活躍。2005年にNHKを退職し、フリージャ

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