池上彰の世界の見方 ドイツとEU 理想と現実のギャップ

池上彰

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784093885805
ISBN 10 : 409388580X
フォーマット
出版社
発行年月
2017年11月
日本
追加情報
:
233p;19

内容詳細

EUの今後を読み取る。世界の国と地域を学ぶ入門シリーズ決定版!基礎知識から最新情報まで!中高生への授業がもとなのでわかりやすくスラスラ読める!

目次 : 第1章 「統合前史」から見るEU/ 第2章 「統合の始まり、加速、挫折」から見るEU/ 第3章 「通貨統合(ユーロ)」から見るEU/ 第4章 「ヒトラーと戦後」から見るドイツ/ 第5章 「EUのリーダー」から見るドイツ/ 第6章 「難民・移民・テロ」から見るEU

【著者紹介】
池上彰 : 1950年長野県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、73年にNHK入局。報道局社会部記者などを経て、94年4月から11年間にわたり、『週刊こどもニュース』のお父さん役を務め、わかりやすく丁寧な解説で人気を集める。2005年にNHKを退職し、フリージャーナリストに。名城大学教授、東京工業大学特命教授。愛知学院大学、立教大学、信州大学、日本大学、順天堂大学などでも講義を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • nico さん

    まさに『ドイツとEU』というタイトルがぴったりな1冊。EU発足までの流れ、ユーロの弱点、難民問題などなど、対談形式でわかりやすくまとまっている。ヒトラーの生まれはオーストリア、国民投票の危うさ、なぜEU本部はベルギーなのかなど、新しく学んだこともたくさんあった。EUの「戦争を起こさないようヨーロッパをひとつに」という理念は素晴らしく、きっと誰もがそう望んでいるのに、現実では一筋縄でいかないことにもどかしくなる。ドイツが移民受け入れに賛成なのもある種の教育の賜物と分かり、平和と歴史教育の大切さを感じた。

  • 33 kouch さん

    EUはドイツを牽制するという裏目的もある。そのためドイツ史を紐解くとヨーロッパ全体も見えてくる。ナチスで失われた信頼を取り戻すため、国際社会において誠実な態度で立ち回る。いまもなお続くユダヤ社会への補償・ナチに関与したものへの無期限の責任追及・決して忘れないための自国民への教育の徹底。メルケルの国際社会での振る舞いも素晴らしい。同じ時代、帝国主義で猛威を振るった日本。同じ黒歴史を持つのでつい比較してしまう。心のどこかで「ナチスほどの酷さは…」と思っていないか。同じ歴史をもつ国民として思うところが多かった

  • kawa さん

    これは良書。この「世界の見方」シリーズは、各地の高校の授業の中で質疑応答によったものを書籍にしているそうだ。本書は、ドイツとEUの過去・現在が解り易くコンパクトにまとめられ、しかも、敗戦後の日独の責任の取り方の差、ナチスの反省から国民投票制をとらない憲法、南北の国民性の違い、難民受け入れに関する旧東ドイツ住民の雰囲気等々、今まで知らなかった興味深い内容が多数だ。

  • 鯖 さん

    イギリスがEU離脱(ブレグジット)を決めた頃に出された本。あの頃なりに緊迫してたんだろうけど、平和だったんだなあ…という切なさ。ドイツの原発廃止や移民等の革新的政策に賛成の立場。もちろんフランスから買電してることには触れてるけど、あんましロシアとの関係は出てこなかった。国内で原発廃止等をして、他国に負の面を押し付けたあげくのドヤ顔で、最近のドイチュ、他国からアレなんだろうなあ…。アルザスロレーヌ地方での「最後の授業」(ドーデ作)読んだことないので読もうと思う。

  • ふくいち さん

    先日読んだ「イギリスとEU」がこの本の続版だと書いてあったので,遅ればせながら読了。学校で習った当時はまだECだったし,イギリスは加盟してなかった。そしてイギリス離脱へ。まさにダイナミックに歴史が動いている。通貨統合の功罪。金融政策と財政政策,言葉だけの説明ではわからないが,生の実例があるだけにわかりやすい。ドイツの第二次大戦の償いの記述を読んで,日本の償いが充分だったのか考えさせられるが,南京大虐殺の人数水増し疑惑などを考えると,心は揺れる。さあ次はASEANを扱った「東南アジア」編だ。

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人物・団体紹介

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池上彰

1950年長野県生まれ。1973年にNHKに記者として入局。松江、呉での勤務のあと、東京の報道局社会部記者。事件、事故、気象、災害、教育、消費者問題等を取材。1994年から11年間、NHKの「週刊こどもニュース」のキャスターとして、大人の世界のニュースを、小学生にもわかるように伝える番組の責任者を務

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