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池上彰の世界の見方 東南アジア Aseanの国々

Akira Ikegami

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784093886871
ISBN 10 : 4093886873
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2019
Japan

Content Description

「明るい北朝鮮」と呼ばれる国はどこか?

アメリカと中国という超大国の間で生き抜くために、日本にとって東南アジア諸国の重要性は高まっている。しかし、東南アジア諸国や、これらの国のほとんどが加盟するASEAN(東南アジア諸国連合)についての知識が、日本人に広まっているとは言えない。以下の問いにすべて答えられる人はいるだろうか?

●「東南アジア」という概念は、どこの国の軍事侵攻の結果、生まれたか?
●ASEANはなぜ生まれたのか?
●ASEANの結束が高まった、日本が関わる貿易摩擦とは?
●「明るい北朝鮮」と呼ばれる国はどこか?
●「タイ式政権交代」とは何か?
●なぜインドネシアの中華街には漢字が見当たらないのか?

わからなくても大丈夫。池上彰がわかりやすく徹底解説。東南アジア諸国の現代史や日本との関わりがすべてわかる! 東京学芸大学附属高校での白熱講義に、大幅加筆をして書籍化。人気シリーズ、待望の最新刊!

【編集担当からのおすすめ情報】
東南アジアは、日本から比較的近く、また戦争も含めて歴史的なつながりがあるため、いろいろなところで日本の影響が見られます。例えば、ある国は自国の軍隊の曲として、日本の「軍艦マーチ」を採用しています。また、ある国は、日本の学校の、「前へならえ!」のような整列方法を採用しています。さらに、別の国では、「ユニクロ」がおしゃれなデートスポットになっていたり。それらの国がどこなのか、ぜひ、本書でご確認ください。

【著者紹介】
池上彰 : 1950年長野県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、73年にNHK入局。報道局社会部記者などを経て、94年4月から11年間にわたり、『週刊こどもニュース』のお父さん役を務め、わかりやすく丁寧な解説で人気を集める。2005年にNHKを退職し、フリージャーナリストに。名城大学教授、東京工業大学特命教授。愛知学院大学、立教大学、信州大学、日本大学、順天堂大学、東京大学などでも講義を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 33 kouch

    後進国で、列強に振り回されているイメージがある東南アジア。ただこの本を読むと、意外にも各国主体性があり、逞しく、したたかに列強をうまく利用しているような一面も見えてくる。欧米諸国からすれば日本もそんな渦の一国なんだろうか。ポル・ポトやドゥテルテの話も強烈。正義が勝つのでなく、まさに「勝つのが正義」。人が無惨に死んでいる以上、必要悪として割り切れない。現在進行系の国もあり、とてもやり切れない気持ちにもなる。同じアジアの後進国(?)として、日本人の自分が出来ることを真剣に考えるきっかけになった。

  • ミライ

    中田敦彦さんのYouTube大学で参考図書として紹介されていた、池上彰さんの「世界の国と地域を学ぶ入門シリーズ」東南アジア編。タイ、インドネシア、ミャンマーなど、実は日本と関わり深いASEAN各国の近代史を池上さんのわかりやすい解説で学べる。Q&A方式で池上さんが学生に講義している風の解説で、デヴィ婦人などの日本人に馴染みある人物のエピソードを交えて説明されているので、頭に入ってきやすい。この本と中田さんのYoutubeを並行して見ると、日本人に意外になじみの薄い、東南アジアの近代史を理解できるはず。

  • かめりあうさぎ

    東南アジア(と日本の関り)について学生に授業した内容をまとめた形式が読みやすい。少し話が脱線したりすることがあるが、教養や理解を深めつつ記憶として残りやすい効果もある気がしました。どの出来事も理由があってそれぞれの為政者の思惑があって結果として歴史に残って現在に続いている。日本も然り。グローバル化とは欧米化のことでなく、世界のあらゆる国とその国と日本の歴史を知ることだと感じた。

  • ともっこ

    Audibleで聞き終わり。 東南アジアの諸国は日本とも関係が深い国であるにもかかわらず、正直あまり興味を持てず歴史や文化についての知識がかなり疎かった。 この本で基本的かつ重要なことは概ね学べたと思う。耳読書のみだったので、本でも再確認したい。

  • ホシ

    東ティモールの独立の経緯、インドネシアの「9月30日事件」、シンガポールの政治体制など自分が如何に無知であるかを思い知らされました。ベトナム戦争についても再度、整理ができたので良かった(恥)。一口に東南アジアと言っても、それぞれの国によって内情は実にバラバラ。その各国と日本は、そして、私個人はどのように付き合っていくのか。これからもっと成長する地域であり、同じアジアの一員であるからこそ、真面目に考えたいですね。本書の最後にある通り、東南アジアへ旅行に行く時は小脇に抱えたい一冊です。

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