自然エネルギーの罠 化石燃料や原子力の代わりになり得るエネルギーとはなにか

武田恵世

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784871773270
ISBN 10 : 4871773272
フォーマット
出版社
発行年月
2015年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
236p;19

内容詳細

ほんとうに役に立つ自然エネルギーと役に立たない自然エネルギーの違いとはなにか、現段階で使えるエネルギーを徹底的に検証する。

目次 : 1 自然エネルギーを推進することで原発を止められるか(原発を止めて、自然エネルギーに/ 自然エネルギーだけにできない理由の一つ(電気は同時同量) ほか)/ 2 なぜ日本で盛んに自然エネルギー発電所が造られるのか?(発電ではなく莫大な利益のため/ 再生可能エネルギー賦課金 ほか)/ 3 風力発電の罠(かなり強い風が吹かないと風力発電は役に立たない/ 犬吠埼沖の風力発電だけで東京電力全体の電気がまかなえる? ほか)/ 4 太陽光発電の罠(メガソーラー/ 原発を止めるために自宅に太陽光発電をつけるべきか? ほか)/ 5 自然エネルギーの現状と未来(だぶつく自然エネルギー資材/ 欧米の風力発電反対運動 ほか)/ 6 自然エネルギーによる様々な発電方法を検証する(波力発電/ 潮流発電 ほか)/ 7 水力発電(水力発電は自然にやさしい?/ ダム式水力発電所 ほか)/ 8 地熱発電(地熱発電を検証する/ ほとんどが国立国定公園内? ほか)/ 9 災害に強いエネルギー(災害に強いエネルギーとは/ 戦中戦後の非常時に活躍してエネルギーは水力 ほか)/ 10 エネルギーの将来への問題(電力会社の総括原価方式/ 国の新しいエネルギー基本計画発表(2014) ほか)/ 11 エネルギーの未来予測(夢のエネルギー/ 今後10〜20年後の未来予測/ 脱原発への対案)

【著者紹介】
武田恵世 : 1957年三重県伊賀市生まれ。大阪歯科大学卒業、歯学博士。大阪大学附属病院、天理病院をへて、三重県伊賀市上野桑町で歯科医院を開業。日本生態学会、日本鳥学会会員、伊賀市環境保全市民会議レッドデータブック作成委員会委員長、環境省希少動植物種保存推進員、三重県公共事業環境検討協議会委員、介護認定審査会委員、三重県レッドデータブック作成委員会委員など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • おさむ さん

    トンデモ本と思いきや、とても真面目で参考になる本でした。脱原発の手段として普及が期待される自然エネルギー。しかし風力、太陽光、海洋発電はデメリットの方が多いという、推進派にとっては「不都合な真実」を多様な文献や記事などから説明する。頼るべきは地熱と中小水力発電というのが、筆者の結論。こうした本は陰謀論や偏見に陥りがちですが、エビデンスに基づき中立に書かれている良書ですね。「よくない情報や専門家にとって都合の悪い情報は自分で探すしかない」ですね。なお、著者は三重にある風力発電の反対派です。

  • ochatomo さん

    幅広く解説され対話形式で読みやすい 不安定なので『化石燃料の節約』にならない風力・太陽光・海洋発電は『原子力発電所や火力発電所を減らすどころか、むしろ増設が必要』 天然ガスのコンバインドサイクルがCO2排出量最少で当面の発電方法として現実的 水力発電にダムはなくてよいとは知らなかった 初出ロシナンテ社月刊誌「むすぶ」連載2013〜2014年に加筆 2015刊

  • ハパナ さん

    最初ちょろちょろ中パッパで、目次とおわりにを読みました。歯科医師であり、生体学会・鳥学会会員の著者による、自然エネルギーに関する本です。他に公共事業環境検討協議会委員や介護認定審査会委員もされています。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

武田恵世

1957年三重県伊賀市生まれ。大阪歯科大学卒業、歯学博士。大阪大学附属病院、天理病院をへて、三重県伊賀市上野桑町で歯科医院を開業。日本生態学会、日本鳥学会会員、伊賀市環境保全市民会議レッドデータブック作成委員会委員長、環境省希少動植物種保存推進員、三重県公共事業環境検討協議会委員、介護認定審査会委員

プロフィール詳細へ

建築・理工 に関連する商品情報

おすすめの商品