義太夫を聴こう

橋本治

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309276502
ISBN 10 : 4309276504
フォーマット
出版社
発行年月
2015年10月
日本
追加情報
:
201p;19

内容詳細

日本人の不幸と幸せのドラマが鳴り響く、義太夫こそわたしたちの心の音楽だ! 知の巨人にして、古典芸能の最高のナビゲーターによる義太夫入門書。鶴澤寛也との対談収録。

【著者紹介】
橋本治 : 1948年、東京生まれ。東京大学文学部国文科卒。イラストレーターを経て、77年、初の小説『桃尻娘』を発表。以後、小説・評論・戯曲・エッセイ、古典の現代語訳など、多彩な執筆活動を行う。96年、『宗教なんかこわくない!』で新潮学芸賞、2002年、『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』で小林秀雄賞、05年、『蝶のゆくえ』で柴田錬三郎賞、08年、『双調 平家物語』で毎日出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 壱萬弐仟縁冊 さん

    2008年初出。最初の不安が薄れるのが旅(59頁)。読書記録も同様で、死ぬまでに3千冊と思っていたが、今や1万冊だから。道行(みちゆき)は憂いに満ちたものだけでなく、花やかなものでもある(66頁)。2月は如月で、着ているものの上に更に着物を重ねる(104頁)。三味線を使って鼓のような音を出す(122頁)とは、かなりテクニカルな話に思われる。江戸時代の女の生き方を説いた修養本《女庭訓》は秩序を乱すマナーの悪さにはうるさい(155頁)。

  • tom さん

    文楽は、見るのも聞くのも楽しくて仕方ない。でも、ストーリーは、わたしにとっては、わけわかめのこんこんちき。どうしてこうなってしまうのよと、あきれることばかり。という事情があるものだから、ちょっとお勉強という気分で借りてきた。お勉強になりました。義太夫や三味線の音を音楽として聞けばいいのだ。それから、義太夫節のセリフには、ずいぶんと卑猥な文言があるのだ。ときどき、ひょっとしたらこれは卑猥な内容なの?と思って聞くことがあったのだけど、あのセリフは実際に卑猥だったのだ(笑)。

  • びぃごろ さん

    橋本治さん新作義大夫のおまけ付き源氏物語にラッスンゴレライってwww ・・・口語語りでその文章は話があちこちに飛ぶのだが、内容は自分の知らぬ一歩先を示し、涯ない興味をそそられる。『自分はまだそこには行けていない』。義太夫を音楽として楽しむ為に三つの道行の紹介「旅路の嫁入・初音旅・恋苧環」 『浄瑠璃を読もう』とともに、重要な一冊。

  • amanon さん

    概ね興味深く読めたものの、「結局義太夫ってなんなの?」という思いは晴れず(笑)。浄瑠璃、歌舞伎、文楽など、邦楽及び日本の伝統芸能に疎い身にとっては、幾度となく混乱させられた。ただ、以前読んだ橋本氏の『浄瑠璃を〜』と同じく、その物語世界のご都合主義的というか緩い世界観に、「こういうのもありなんだ…」と妙に納得させられたのも事実。「話を作るのに必ずしも厳密に辻褄があったストーリーが必要というわけでもないんだ…」みたいな。ただ、その緩さをあえて納得させるような何かが必要不可欠ということでもあるのだけれど。

  • 絶間之助 さん

    義太夫でも道行をじっくりと聞いてみようというのが面白い。歌舞伎ファン、文楽ファンからすると、道行は少し息抜きのような感じで、舞台や演奏の華やかさが興味の中心、詞章を聞こうとは思いませんでした。予想通り、いい加減なところ、意味の分からない掛け言葉、ちょっと色っぽいところが多くて内容を再確認。場面を繋ぐ趣向、時代による道行の変化も、なるほどと感じました。巻末の橋本氏の義太夫新作は秀逸。

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橋本治

1948年、東京生まれ。東京大学文学部国文科卒業。イラストレーターを経て、’77年、小説『桃尻娘』を発表。以後、小説、評論、戯曲、エッセイ、古典の現代語訳など、多彩な執筆活動を行う。’96年、『宗教なんかこわくない!』で新潮学芸賞、2002年、『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』で小林秀雄賞、’

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