純愛モラトリアム 祥伝社文庫

椰月美智子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784396340605
ISBN 10 : 4396340605
フォーマット
出版社
発行年月
2014年09月
日本
追加情報
:
285p;16

内容詳細

「こ、こ、これ一応誘拐だから」中学生の美希は部活帰りに突然車に連れ込まれた。犯人は西小原さん。若くして美希を生んだ母の恋人だ。痴話げんかの腹いせらしい。呆れた美希はいつも自由奔放な母を心配させるため、動揺する西小原さんをドライブへ誘い出し…(「西小原さんの誘拐計画」より)。好きなのにうまく言えない!?不器用な恋愛初心者たちを描く八つの心温まる物語。

【著者紹介】
椰月美智子 : 1970年生まれ。神奈川県出身。2002年『十二歳』で第四十二回講談社児童文学新人賞を受賞し、デビュー。07年『しずかな日々』で第四十五回野間児童文芸賞、第二十三回坪田譲治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ウッディ さん

    シングルマザーの恋人と喧嘩をしてその娘を誘拐した草食系男子、誰にも優しいダメ男との恋愛、ストーカーの優しい一面を見て恋してしまう女子、教え子に恋愛妄想する教師等々、恋に不器用で未熟な人たちを描いた短編集。クラスのアイドルで、ファンクラブまでできてしまった日菜子が自分の存在を持て余す様子を描いた「1Fヒナドル」は、周囲の友達の想いと自分の気持ちのギャップが面白かった。純愛という言葉を忘れてしまった自分や今の時代だからこそ、この物語に描かれた恋愛が少しコミカルで、ノスタルジックな気がしたのかも・・。

  • 優希 さん

    イタくて不器用な恋にほっこりします。純愛でモラトリアムなのがいい味でした。頼りなさが何とも言えず愛おしい。皆恋に一生懸命だけれどどこか上手くいかないところが好みでした。面白かったです。

  • takaC さん

    モラトリアム【moratorium】 1 支払猶予。法令により、金銭債務の支払いを一定期間猶予させること。戦争・天災・恐慌などの非常事態に際して信用制度の崩壊を防ぎ、経済的混乱を避ける目的で行われる。 2 製造・使用・実施などの一時停止。核実験や原子力発電所設置などにいう。 3 肉体的には成人しているが、社会的義務や責任を課せられない猶予の期間。また、そこにとどまっている心理状態。

  • えりこんぐ さん

    イタい恋を描いた短編集。長い本を読了した後なので、いい意味でのこの軽さが楽しかった♪ 純愛?かどうかはともかく、あまり「いい男」は出てこず…春日井くんだけが好印象だった。

  • 七色一味 さん

    読破。う〜ん。どうも私個人の「純愛」と作者の「純愛」って、かなりかけ離れちゃってるのかな。どれもこれも個人的には「レンアイ」カテゴリに入らない、イタイ人たち認定なんですけど。イマのレンアイ事情がこうなら、私はパスだな。

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人物・団体紹介

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椰月美智子

1970年神奈川県生まれ。2002年『十二歳』(講談社)で講談社児童文学新人賞を受賞しデビュー。07年『しずかな日々』(講談社)で野間児童文芸賞、08年坪田譲治文学賞、17年『明日の食卓』(KADOKAWA)で神奈川本大賞、20年『昔はおれと同い年だった田中さんとの友情』(小峰書店)で小学館児童出版

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