遺言未満、 集英社文庫

椎名誠

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087445893
ISBN 10 : 4087445895
フォーマット
出版社
発行年月
2023年11月
日本
追加情報
:
288p;16

内容詳細

お骨でできた仏像、人とのつながりの希薄さが生む孤立死の問題、ハイテクを組み合わせた最新葬祭業界の実情―。「死とその周辺」がテーマの取材は、かつて経験した九死に一生の出来事、異国で出合った変わった葬送、鬼籍に入った友人たちの思い出などと重なり、やがて真剣に「自分の仕舞い方」と向き合うことになる。シーナが見出した新たな命の風景とは?“エンディングノート”をめぐる旅17。

目次 : 「死」を知る生物/ 念願のお骨佛をおがみに/ 家のいのち/ 遺骸と地獄好き/ 四万十川での死/ 孤立死はいやだ/ 身のまわりの「死」のことなど/ 多死社会を迎えうつ葬祭業界/ 遺言状と死にそうになった話/ 葬列の記憶/ 鳥葬へのあこがれ/ 東京のイスラム教モスクに行く/ 墓のない国/ ハイテク納骨堂の周辺/ 骨を喰らう。骨を撒く/ 遺言未満

【著者紹介】
椎名誠 : 1944年6月東京都生まれ。東京写真大学中退。世界の辺境地区への旅をライフワークにしている。79年、エッセイ『さらば国分寺書店のオババ』でデビュー。89年『犬の系譜』で第10回吉川英治文学新人賞、90年『アド・バード』で第11回日本SF大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 時代 さん

    私事ではあるが、先月末に父親が逝った。突然にあっさりと。まだうまく受け入れられていない。椎名さんと同じ年代だった。人はいつかは死ぬんだな。ここに書かれていた葬儀業界の話や、自然散骨の話など、ある意味参考になりました。椎名さんはまだまだ長生きしてくださいね。

  • フーミン さん

    椎名さんの本ずっと読み続けているうちにいつのまにかこんなエッセイを書く日が来たんだと思うと感慨深いものがある。でもヤンチャぶりも備えていて読む人の心を打つ。あったかい…

  • MICKE さん

    久しぶりの椎名誠、シリアスなんだけれども、文章が温かく身に沁みてくる。

  • オガヘー さん

    「死とその周辺」がテーマで、世界には様々な葬送の方法があることや、お骨佛の話が興味深かった。個人的には、お墓って必要なのだろうか?と常々感じていて、海洋散骨とかいいよなーと漠然と思っていたので、具体的な事例の話を知れたのも良かった。まだ30代なので、そんなことは当面先の話であって欲しいが…笑

  • にやり2世 さん

    でかい見出しが目に入るとドキッとした。死に関するものばかりだからだ。自分は海に散骨されたいと考えてたから、その取材の話はすごく真剣に読んだ。あとがきの話はぶわっと泣いた。

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人物・団体紹介

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椎名誠

1944年東京生まれ、千葉育ち。東京写真大学中退。流通業界誌編集長時代の76年、目黒考二らと「本の雑誌」を創刊、初代編集長となる。79年、エッセイ『さらば国分寺書店のオババ』で本格デビュー。89年『犬の系譜』で第一〇回吉川英治文学新人賞、90年『アド・バード』で第一一回日本SF大賞を受賞(本データは

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