舞姫 集英社文庫

森鴎外

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087520101
ISBN 10 : 4087520102
フォーマット
出版社
発行年月
1991年03月
日本
追加情報
:
16cm,276p

内容詳細

異郷で芽生え、引き裂かれた恋の悲劇!選ばれてドイツに留学し、踊り子のエリスと恋におちた豊太郎。だが、ふたりの仲が裂かれるときがきた…。(解説・川村 湊/鑑賞・関川夏央)

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「舞姫」もそうですが、「舞姫」のその後を...

投稿日:2013/08/04 (日)

「舞姫」もそうですが、「舞姫」のその後を描いたかのような「普請中」という作品も印象的です。「雁」もすれ違いや人物描写が面白かったです。

凍土 さん | 不明 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 奥澤啓 さん

    鷗外「舞姫」草稿、跡見学園女子大が4644万円で購入の報道。「跡見学園女子大は28日、文豪・森鷗外(1862〜1922)の第一作で教科書などで広く知られる小説「舞姫」の自筆草稿を取得したと発表した。原本には流通している複製があり、現行の本文との異同は既に知られているが、毛筆の筆致から当時の鷗外の心情を推し量るなど、近代文学資料として第一級の価値があるとしている。同大は今秋にも文京区立森鷗外記念館で公開する」(「時事ドットコム」、2015年4月28日より)

  • ちくわ さん

    久しぶりに鴎外を読む。悲しき異国の恋の物語…主人公は鴎外自身との説も。ただ鴎外はチンチクリンなので、比較的大きなドイツ人の中で本当にモテたのか?と訝しんじゃったのは内緒だ。感想…設定等にベタな感もあるが、共感が多く非常に面白かった。ちなみに、この手の話は一般的な『あるあるネタ』だと思っている。うちの会社でも海外単身赴任者はほぼ全員現地で愛人を作っている。えっ!?あの真面目な〇〇さんが!みたいな人まで。本当、男って一人で生きるには血が熱過ぎるのかね?ただ、どの赴任者もハッピーエンドにはなってないんだよな…。

  • 石橋陽子 さん

    森鴎外といえば舞姫と即答出来る知名度だがストーリーは全く知らず初めて読んだ。ノリタケの装丁で軽い気持ちで読み出したがまさかの古文。注釈を用いながら苦戦して読了。エリートである豊太郎がベルリンでドイツ人のエリスと恋仲になり社会的地位と恋愛を天秤にかけるお話。貧困であるエリスがお金目当てで近づいたとも思えるし、当時の男性社会は勿論立身出世が最重要でそこに恋愛がどう絡むのかが面白く、また森鴎外自身の自伝的要素も少なからず入っており色々な面で楽しめる作品。身重なエリスを取っても仕事が無ければ生きていけないのが現実

  • 貴 さん

    「美しき、いぢらしき姿」言葉がとても、美しく切ない。

  • はな さん

    夏目漱石と二項対立的に取り上げられるらしい森鴎外を初読み。確かに対比される部分が多そう。特に女性の扱い方が違うような気がした。漱石の場合は「こころ」に出てくるお嬢さんみたいに、女は男を選ぶ側。対して鴎外の場合は「舞姫」も「雁」も女は男に選ばれる側で、最終的には縁を切られてしまう側。明治日本の近代化の犠牲になった女性が少なくなかったことを、文学を通して強調しようとする意図が森鴎外にあったなら納得はできる。にしてもその結末は現代の女子高生に支持されるものではないよね。授業でやりにくいけど、料理のしがいはある。

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森鴎外

本名森林太郎。1862(文久2年)に、石見国鹿足郡津和野で生まれる。本来は津和野藩亀井家の14代典医となるはずだが、時代が明治となって、典医だった森家は没落。大学卒業後、陸軍軍医となって、陸軍省派遣留学生として4年間ドイツに留学。帰国後は小説家・評論家・翻訳家として文学活動を盛んに行なう。また陸軍で

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