嘆きの美女

柚木麻子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784022508935
ISBN 10 : 4022508930
フォーマット
出版社
発行年月
2011年12月
日本
追加情報
:
263p 19cm(B6)

内容詳細

生まれつき顔も性格もブスな耶居子は、会社を辞めほぼ引きこもり。顔のにきびをつぶすことと、美人専用悩み相談サイト「嘆きの美女」を荒らすことが最大の楽しみだった。ところが、ある出来事をきっかけに「嘆きの美女」の管理人のいる、お屋敷で同居するハメに…。美しくても、美しくなくても、たくましく生きる女性たちの姿を描く。外見、趣味、食べ物、男性からの視線―。生きてきた環境があまりにも違う彼女たちが、いつの間にか繋がっていく。女の人たちの物語。

【著者紹介】
柚木麻子 : 1981年東京都生まれ。立教大学文学部フランス文学科卒。2008年「フォーゲットミー、ノットブルー」で第88回オール讀物新人賞を受賞。受賞作を含めた単行本『終点のあの子』(文藝春秋)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 風眠 さん

    自分がブスなのは世の中が悪い!と言わんばかりに、美女が運営するHPやブログを荒らしまくっていた耶居子が、美女ばかりが集まる幼馴染のユリエの家に同居することで、美女たちが徐々に変わっていく物語。美人だからって簡単に羨ましいとは言えないなぁと思いつつ、美人に囲まれていてもブレない耶居子に共感することがたくさん。おまけの「耶居子のごはん日記」がとてもおいしそうで、私も耶居子なんだなぁ・・・と、ちょっとがっかり(笑)「人生って誰でも平等にハードなんだよ」という言葉が印象的、女の子バンザイ!と思える物語。

  • takaC さん

    耶居子が両手両足を骨折する直前に「パティスリー・セシル」に居た残りの11、2人の美女たちはその後全く登場しなかったね。黒川敦子さん(あのアッコちゃんだね)もあそこに居たのならその他の10人ほど。(感想書く本を間違えたのでやり直し)

  • ダイ@2019.11.2〜一時休止 さん

    引きこもり女性のサクセスストーリー?。食べ物がいろいろ出てくるけどプールのゼリーがいいなぁ。

  • kaizen@名古屋de朝活読書会 さん

    スタバde朝活読書会でお借りした。ネットで文句をつける人の性格描写、後追い人の行動描写は繊細で分かり易い。主人公の成長に好感。幼なじみの登場の仕方など仕込みが専門家らしい複雑さ。美人が多すぎて、美人の性格が把握できないまま。ネットの運営の難しさは共感。映像作品を拝見していないので、主人公の人間像がうまく立体視できていない。解説の黒沢かずこの演技をぜひ拝見しようと思った。駄菓子を題材にした続きが読みたい。貸して下さった方も美人。

  • えむ さん

    池田耶居子(25才、引きこもり、ブス、ネット荒らし)が、美女と暮らしながら輝く自分を見つけるお話。観なかったけどNHKで放送してたヤツだ。ドラマでは森三中の黒沢かずこ=耶居子だったらしいけど、イメージは合う。お菓子を食べている引きこもりが、こんなに上手に料理が出来るものか疑問でした。しかし、サクサク読め後半の展開は満足できました。1256

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人物・団体紹介

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柚木麻子

1981年生まれ。大学を卒業後、お菓子をつくる会社で働きながら、小説を書きはじめる。2008年に「フォーゲットミー、ノットブルー」でオール讀物新人賞を受賞してデビュー。以後、女性同士の友情や関係性をテーマにした作品を書きつづける。2015年『ナイルパーチの女子会』で山本周五郎賞受賞。同作は、高校生が

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