ゲンさんとソウさん

松下隆一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784902055405
ISBN 10 : 4902055406
フォーマット
出版社
発行年月
2021年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
233p;20

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • けんとまん1007 さん

    人は何を思う時に前へ進めるのか。それは、守るべきものがある時も、その一つではないかと思う。人が人であるというのは、どういうことなのだろう。それは情・・・人情、愛情ではと思う。世知辛くなる一方の今の時代、この国においえ、救われる思いがした。利己が蔓延る中で、利他に生きること。お互いのことを思うこと。ここに立ち返ることの大切さを考えた。

  • Natsuko さん

    江戸時代、視力とともに家庭も失い按摩師となったソウさんと、聴覚障害をもつ物乞いのゲンさん。二人が出会い心を通わせ、諦めていた普通の幸せを味わう…のだが、心洗われるストーリーかといわれるとそこが良さではないような。二人が自分達だけのコミュニケーション手段を作り出す過程は感動的ではあるが、必要以上にピュアに描かないのがいい。人として当然持つ欲や葛藤や裏切りの内面描写がリアルなのもいいし、頑固で暴力的なゲンさんが困ったちゃんなんだけど結構好き😅

  • spatz さん

    人情もの、といえばそんなところもあるのだけど、でも、世の中にはどうにもならないこともあるんだよ、がいつもまじる。生きることの切なさを描く人なので、どうしても、切ない展開になるのではないかと思いながら読んでしまう。このひとの描くものはいつもそんなかんじだ。なんとも評し難い、がいつも読む。さらさらよめるし。 230頁のソウさん、はゲンさん、の間違いではないかな?

  • りょう さん

    人を押し退けて得をするとか、競争にかとうとする人ばかり目につくこの頃、こんな風にいきられるのか、と思ったり、どんな風に生きても一生は同じ。押し退けないで生きて生きたい、と思ったり。

  • トト さん

    江戸を舞台にした町人の人情小説。生来物乞いをしている耳の聞こえないゲンさん。失明したことで按摩となった元御家人のソウさん。還暦を超えた2人が出会い、寄り添い、共に生きる。遅咲きの青春です。見世物小屋の女をめぐる三角関係とか、童貞思春期のよう。じじぃ2人も悪くねーなー(笑)

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品