ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人 光文社文庫

東野圭吾

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784334101176
ISBN 10 : 4334101178
フォーマット
出版社
発行年月
2023年11月
日本
追加情報
:
528p;16

内容詳細

故郷で父が殺害された。仕事と結婚準備を抱えたまま生家に戻った真世は、何年間も音信不通だった叔父・武史と再会する。元マジシャンの武史は警察を頼らず、自らの手で犯人を見つけるという。かつて教師だった父を殺した犯人は、教え子である真世の同級生の中にいるのか。コロナ禍に苦しむ町を舞台に、新たなヒーロー”黒い魔術師”が手品のように華麗に謎を解く長編ミステリー!

【著者紹介】
東野圭吾 : 1958年大阪生まれ。大阪府立大学電気工学科卒。’85年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞受賞。’99年『秘密』で第52回日本推理作家協会賞受賞。2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、’12年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』で第7回中央公論文芸賞、’13年『夢幻花』で第26回柴田錬三郎賞、’14年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞、’19年第1回野間出版文化賞を受賞。’12年に『容疑者Xの献身』がエドガー賞最優秀小説賞、’19年に『新参者』で英国推理作家協会賞にノミネートされる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • イアン さん

    ★★★★★★★☆☆☆新たなヒーローの誕生を予感させる東野圭吾の長編。元教師の父が殺された。結婚を間近に控えた真世は、突然現れた元マジシャンの叔父・武史と共に独自に犯人の手掛かりを探るが…。誰からも慕われた父はなぜ殺されたのか。コロナ禍の名もなき観光地を舞台に魔術師(詐欺師?)の如く情報を吸い上げ真相を見抜く武史のキャラが実にユニークだ。マジックとミステリを絡める発想には唸らされるが、武史の手腕が「小手先の手品」レベルに終始しているので、次作では壮大なイリュージョンで警察や犯人を、そして読者を欺いてほしい。

  • ハゲおやじ さん

    嫌いな作家の本。真世の父親の死を 父親の弟である武史と追求する よくあるストーリー。しかし、謎多き元マジシャンの武史の警察をも利用してしまう話術等で突き進む様は、引き込まれてしまう。そして、まさかの犯人にたどり着く。…って、武史は ある意味カッコ良い。洞察力からの推理の組み立てには驚いてしまう。でも、私は 犯人は健太だと思ったんだけどなぁ。名もなき町の同級生が大人になって、それなりの人間関係が浮き彫りにされて、ちょっと辛いなぁ。次作も有る様だけど、武史の過去も出てくるのかなぁ。読んじゃいそうだなぁ。

  • mariya926 さん

    実は再読です。日本に行った時に本屋で山積みになっていて読んだっけ?となりました。機会があったので再読しましたが後半になって犯人を思い出しました。シリーズになるという事ですが、確かにマジシャンはドラマでも映えますし、推理にも色々な道具を自然に使えるのでもってこいですね。ただ父親や兄を亡くしてもかなり普通だったのが共感されずらいだろうなと思いました。

  • みこ さん

    結婚を控えた東京のOLの元に父が殺害されたと警察から連絡が入り、久しぶりに地元に帰ると音信不通だった元マジシャンの叔父と出会い、二人で事件解決に奔走する。今回も軽妙に話が進み、最後まで目が離せない。これまでのキャラクター同様に癖が強いものの、警察との距離感は最も遠いところからの捜査でよくここまで真相解決にたどり着いたものだ。序盤の何気なくも気に留まる一文がラストにロングパスが突き刺さるのも秀逸。続編の話もあるみたいだが、主人公のモチベーションが気になる。

  • 参造 さん

    強烈なキャラクターでした。打算的で手段を選ばない、でも少しだけ人情的である。面白い探偵役です。 途中間延びしていて退屈なところもあったが楽しめました。

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人物・団体紹介

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東野圭吾

1958年大阪府生まれ。大阪府立大学工学部電気工学科卒業。85年『放課後』で第三十一回江戸川乱歩賞を受賞。専業作家に。99年『秘密』で第五十二回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者Xの献身』で第百三十四回直木賞、第六回本格ミステリ大賞、12年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』で第七回中央公論文芸賞、13年『夢

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