どちらかが彼女を殺した 新装版 講談社文庫

東野圭吾

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065321393
ISBN 10 : 4065321395
フォーマット
出版社
発行年月
2023年06月
日本
追加情報
:
360p;15

内容詳細

ミステリ界にケンカを売りたかった ――東野圭吾
ミステリファンが驚愕した伝説の作品

☆☆☆

兄は復讐を決意した。
刑事はその企みに気づいた。
二人の対決の行方は?

☆☆☆

「お兄ちゃん以外、信じられなくなっちゃった」
電話は切れ、妹は殺された。
愛知県交通課の兄・和泉は、
犯人への復讐を決意し、現場の証拠を隠蔽する。

容疑者は元恋人の男と親友の女。
決め手が見つからないなか、
練馬署の加賀刑事だけは兄の工作を嗅ぎ取る。

あなたに真相が見抜けるか。
究極の”犯人当て”小説。

【著者紹介】
東野圭吾 : 1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業後、生産技術エンジニアとして会社勤めの傍ら、ミステリーを執筆。1985年『放課後』(講談社文庫)で第31回江戸川乱歩賞を受賞、専業作家に。1999年『秘密』(文春文庫)で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者Xの献身』(文春文庫)で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(角川文庫)で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』(PHP文芸文庫)で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』(講談社文庫)で第48回吉川英治文学賞、2019年、出版文化への貢献度の高さで第1回野間出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 夜明けのランナー さん

    遺留品や人物や物に留意しながら推理し、多分この人が犯人だよねーと自分なりに納得して読了。おいらはもうわかってんだよねーと思いつつ、教授と助手へ会いにいく。そして『どちらが彼女を殺した?』に作品名が変わったことは言うまでもありません。

  • おりすと さん

    1つの事件に2人の容疑者、とてもシンプルな構成ですが、本作はその真相を追う探偵役も2人おり、一方は被害者の親類で復習を願っている(そしてもう一方はその復習も止めなければならない)とくれば、複雑性は結構なものですね。題名の通り「どちらが殺したか」に終始する話でありながら、最後の最後まで断定させるカードが伏せられているのも絶妙でした。結論が、なんと本文中では明言されていないのも驚きましたが、背理法で確定できるとは……こういう“読者への挑戦”の仕方もあるんですね。とても面白かったです。

  • YG さん

    読者への挑戦で有名な作品 身構えながら読んだけど、しっかりフェアに書かれてたので解けた。 論理パズルが好きな人は是非。

  • 多喜夢 さん

    時代背景が懐かしい。結論は読者には明らかにされない。もともと理詰めの推理小説は苦手なので、二人の警察官の心の移ろいが分かったので、それでもいいかと思った。

  • nami1022 さん

    最後まで犯人が明かされない異色のミステリ。正にタイトルのとおり、佃か佳世子のどちらかが殺したんだけど、それが明かされないのはモヤっとします。康正と加賀駆け引きが面白かった。加賀恭一郎シリーズでありながら視点がずっと康正なのも新鮮。ここまでシリーズを読んだ中では本作が一番面白いと感じました。

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人物・団体紹介

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東野圭吾

1958年大阪府生まれ。大阪府立大学工学部電気工学科卒業。85年『放課後』で第三十一回江戸川乱歩賞を受賞。専業作家に。99年『秘密』で第五十二回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者Xの献身』で第百三十四回直木賞、第六回本格ミステリ大賞、12年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』で第七回中央公論文芸賞、13年『夢

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