ゆるく考える

東浩紀

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309027449
ISBN 10 : 430902744X
フォーマット
出版社
発行年月
2019年02月
日本
追加情報
:
336p;19

内容詳細

世の中を少しでもよい方向に変えるために、ゆるく、ラジカルにゆるく。東浩紀、平成最後の11年間の批評。

目次 : 1 2018(坂のまち、東京/ 休暇とアクシデント/ よそものが作る地域アート ほか)/ 2 2008‐2010(なんとなく、考える 全体性について/ なんとなく、考える 公共性について/ なんとなく、考える 現実感について ほか)/ 3 2010‐2018(現実はなぜひとつなのだろう/ 大島弓子との三つの出会い/ 少数派として生きること ほか)

【著者紹介】
東浩紀 : 1971年、東京都生まれ。批評家、作家。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。株式会社ゲンロン創業者。同社発行『ゲンロン』編集長。99年、『存在論的、郵便的』で第二一回サントリー学芸賞(思想・歴史部門)、2010年、『クォンタム・ファミリーズ』で第二三回三島由紀夫賞、15年、『弱いつながり 検索ワードを探す旅』で紀伊國屋じんぶん大賞2015「大賞」、17年、『ゲンロン0 観光客の哲学』で第七一回毎日出版文化賞(人文・社会部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ころこ さん

    2008年から18年にかけてのエッセイ集です。18→08〜18と並んでいます。冒頭の数編を読んで、少し飛ばして08を読むと明らかなのは、08と18の文体が大きく異なっていることです。08は自分語りの言説に満ち溢れており、ゼロ年代の読者からすればお馴染みのノリですが、一部の読者にしか届かないだろうという印象です。他方、18は人文知とは無関係な日常のことをいっているようでいて、読者が自然と何かを考えている読後感が残る印象です。本当の著者がどちらなのかは簡単にはいえません。現在の読者としては、多くの読者を獲得し

  • おっとー さん

    目の前の利益のことしか考えない、友と敵でしか物事を考えない、そんな近視眼的な世界に対してラジカルなまでにゆるい思考で抗っていく。ゆるく考える、それは単に怠惰なのではなく、長期的に、複合的に、そして寛容に物事を考えること。二項対立ではない新たな誤配の可能性を追求すること。平成20年代を通じて筆者の批評のテンションは激しい上下動を繰り返しているが、それでも根拠を持った上での批評であることに変わりはなく、誤配を求める姿勢も『存在論的、郵便的』以降一貫している。世の中をゆるく、ラジカルにゆるく。

  • とんこつ さん

    平成20年代の東浩紀の哲学的エッセイを収めた一冊。この十年間の著者の成熟を見たような読後感を得た。昔の文章と比べて、今の文章には身体性が宿っていて、それが陰に陽に語りかけてくるものが多い。特に最後の二篇「悪と記念碑の問題」と「ゲンロンと祖父」には深く胸を打たれた。単純な善悪の線引きや、明快な理論だけでは解明しきれない逆説や偶然というのが生活の中には溢れている。たった一度きりの、ひとつしか存在しない自分の生活を成り立たせるものについて深く意識させられる。心地よい読後感をもたらしてくれる本書の構成も良かった。

  • ひろか さん

    エッセイ集。ゆるーいのに、やっぱり哲学的

  • ゆえじん さん

    福島第二原発の取材のあとで「なぜ私たちは原子力を欲望してしまうのか」を考えたい、と述べた著者にとっての「ゆるく考える」とは。あとがきで述べられているように、友と敵の対立を越える言論、それこそが「ゆるく考える」ということなのだが、つまりそれは、ある事件が起きたとき、どういう対立が発生するか、その地理的配置のようなものが、東浩紀にとっては自明だということだ。そして、敢えて対立の中で論陣を張り続ける無意味さ、というかそれに疲れを感じたからこその「ゆるさ」へ。その過程が良く描かれている。マジ良かった。

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