腹心の友たちへ 村岡花子エッセイ集

村岡花子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309022598
ISBN 10 : 4309022596
フォーマット
出版社
発行年月
2014年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
220p;20

内容詳細

「赤毛のアン」の翻訳家・村岡花子が全国の「腹心の友」に贈る、珠玉のエッセイ集。村岡花子の波瀾に満ちた生涯と、その心の軌跡をたどる!

目次 : ぶどうの房/ 私のけちんぼ/ 麻布鳥居坂/ なつかしさの中に生きて/ 結婚をめぐって/ バイブル/ ゆびわ/ 一ばん悲しいこと/ 青春のエピソード/ 昔の先生たち〔ほか〕

【著者紹介】
村岡花子 : 1893年(明治26)〜1968年(昭和43)山梨県甲府市生まれ。東洋英和女学校卒業。短歌、佐佐木信綱主宰の竹柏会所属。山梨英和女学校の英語教師、銀座・教文館の編集者を経て、児童文学の創作や英米文学の翻訳の道に進む。少女雑誌、婦人誌でも評論家として活躍。戦前にはJOAKラジオ番組「子供の新聞」を担当し、ラジオのおばさんとしても親しまれた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 優希 さん

    村岡花子さんに会ってみたくなるエッセイでした。身近なところにある愛しさや幸せを丁寧に切り取っていて、1日1日を大切にしたいと思えます。「腹心の友」とは交流のあった人ではなく、読者というのもあたたかさを感じられてなりません。赤毛のアンが好きで、村岡花子さんの翻訳で読んだからか、アンの世界を読んでいるような気持ちになりました。赤毛のアンという1冊の本が多くの読者と村岡花子さんを繋いでいるのですね。最後まで読者と本の架け橋になることを何よりも大切にしていたことが伝わってきます。

  • tokotoko さん

    「赤毛のアン」の翻訳で知った村岡花子さん。とても失礼ですが、大好きなアンを日本に送り出してくれたというのに、村岡さんのことに関心を持ったことは一度もなかった。朝ドラの影響か、図書館にこの方の本が増えてきて・・・ふと「どんな方なの?」って興味が湧いた。「腹心の友」って、物語でアンが、初めて会ったダイアナに使った言葉だった。特別な友達になってほしくって。村岡さんも、エッセイをそんな気持ちで書き続けてらしたのかも、なんて思った。所々にキラッと光る幸せへのツブがありました。アンみたいで、マリラみたいな方でした。

  • スノーマン さん

    ちょうど朝ドラも盛り上がり、関連本もたくさん出る中、何やら特別美しいこの本。花子さんの言葉は穏やかで優しくて、新しいことにわくわくしたり、身近な昔ながらのものを大事にしたり、一人の女性から色んな面が見えてくる。自分の人生を楽しみ、大切に生きていったのがよくわかる。教育の大切さの部分にはぐっときました。特別な勉強をするためだけに勉強するだけではない。ふとした時に普通の人生の中で自然に知恵となって助けてもらえる。そういう教育の大切さ。強く生きるための教育なんやなーとじんわり。

  • hiro さん

    朝の連ドラ「花子とアン」が大好きで読んでみたくなりました。綺麗な装丁で、村岡花子さんのお話は、とても綺麗な優しい言葉たち、読んでいると穏やかな気持ちになっていきます。“生きるということー成人の日に”が 心に残りました。細い道には、広い、まっすぐの道よりもずっとたくさんの心の宝がそなえられてあるのです。村岡花子さんは 自分の人生を 楽しみ 愛して 大切に 丁寧に生き抜いた 素敵な女性です。昔、読んだ「赤毛のアン」もう一度読んでみようかな〜(*^-^*)

  • 九月猫 さん

    先に読んだ「想像の翼にのって」より亡くなったお子さんのお話が多かったように思う。辛い気持ちを乗り越えて前を向いて生きていく(いる・きた)ことを書かれているのだけど、そこにはいつまでも消えない悲しみと後悔が見える。「悲しい・辛い」とはっきり書かないことで逆に、花子さんの思いを想像しては気持ちが沈む。晩年の随筆は少々お説教臭いものもあるが、皆がよりよく生きられるようにという気持ちが元なので嫌にはならない。面白かったのは出入りの古本屋さん。「故人の本ばかり並ぶ店は墓で私は墓守」。京極さんの「弔堂」の店主のよう。

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