AI2041 人工知能が変える20年後の未来

李開復

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163916422
ISBN 10 : 4163916423
フォーマット
出版社
発行年月
2022年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
560p;19

内容詳細

人工知能研究の世界的権威と新進気鋭のSF作家による、未来予測本の決定版!最高のストーリー+AI技術解説で描く「20年後の私たちの世界」。われわれはAIに降伏するのか?それとも、AIでよき未来をつくるのか?自動運転、仮想通貨、ブロックチェーン、自然言語処理、深層学習、AI教育、AI保険、AI医療、ディープフェイク、VR/AR/MR、バイオメトリクス、量子コンピュータ、AI兵器、消える職業、ベーシック・インカム、新しい経済モデル…SFプロトタイピングの最高傑作、全米ベストセラー!

目次 : 未来1 恋占い/ 未来2 仮面の神/ 未来3 金雀と銀雀/ 未来4 コンタクトレス・ラブ/ 未来5 アイドル召喚!/ 未来6 ゴーストドライバー/ 未来7 人類殺戮計画/ 未来8 大転職時代/ 未来9 幸福島/ 未来10 豊饒の夢

【著者紹介】
カイフー・リー : 李開復。元Google中国社長。人工知能学者。1961年、台湾の台北生まれ。米国に移住し、コロンビア大学でコンピュータサイエンスの理学士号を、カーネギーメロン大学でコンピュータサイエンスの博士号を取得。アップル、マイクロソフトの重役を務めたのち、Google中国の社長となる。現在は中国のベンチャーキャピタル、シノベーション・ベンチャーズCEO。中国IT界で影響力を持ちウェイボーのフォロワー数はおよそ5000万人

チェン・チウファン : 陳楸帆。SF作家。1981年、中国広東省汕頭市生まれ。北京大学卒業。百度(バイドゥ)やGoogleに勤務しながらSF短編を雑誌に発表し、台湾奇幻芸術賞青龍賞、銀河賞、科幻星雲賞に輝く。親友のSF作家ケン・リュウが英語訳を手がけた『折りたたみ北京 現代中国SFアンソロジー』(「鼠年」「麗江の魚」「沙嘴の花」を収録)にて、欧米でも高い評価を得る

中原尚哉 : 英米文学翻訳家。1964年生まれ。東京都立大学人文学部英米文学科卒。『ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン』(ピーター・トライアス著)が本屋大賞翻訳小説部門第2位に。『マーダーボット・ダイアリー』(マーサ・ウェルズ著)にて日本翻訳大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • absinthe さん

    面白かった。近未来の技術と経済をテーマにした10編の短編。所は異なるがどれも2041年。技術は変われても人は変われない。それぞれの技術の問題点も描きながら未来を見つめる視線は好意的。特に豊穣への期待と不安は面白い。経済の原理はすべて欠乏から始まる。欠乏が無くなったら経済はどうなるのだろうか。本書全体にフィクションとして跳んだ発想はないが、現在の知見から十分に推測可能な範囲を丁寧に描写した。本書をきっかけに未来の人類をあれこれ考えてみるのもまた楽しい。

  • KAZOO さん

    2021年に出版されているので20年後の2041年ということで、未来のSF小説とそれに関する技術的な解説が10の分野で楽しめます。最近AIへの危険ということでAIに関する開発を半年凍結したらという話がマスコミをにぎわしています。確かにここにある7つ目の話は「人類殺戮計画」ということでありえないことではないのでしょう。私などはこのようなことを考えると英語の「ターミネーター」をすぐ思い出してしまいます。ただ10の話ではなくもう少し小説を少なくして一つを長くしてもよかったのではという気がしました。

  • よしたけ さん

    AI完全普及した2041年を想定し、様々な短編小説を書きおろし、解説でその背景技術を考察。著者はスタートレックを例に挙げ、機械が何でも作り、人の所有欲は消え、貨幣も労働も不要となり、社会的地位と敬意が新しい貨幣になり、人々は自己実現に向かって生きるユートピアさえ実現可と主張する。他方、AIの思考過程はブラックボックスで、適切な指示やデータ入力が不可欠と警鐘も鳴らすとともに、法整備重要性を説く(AI絡む事故や事件の責任は誰が負うか)。600頁近い対策だが、何れの短編・考察も読みやすく、一気読みできてしまう。

  • Sam さん

    2041年にAIがもたらすであろう世界を、10のテーマごとに中編小説&解説で描くという凝った構成。GAFAMのうち3社でAI開発に関わってきたカイフー・リーがAI解説パートを、Google時代のリーの同僚でいまはSF小説家であるチェン・チウファンが小説パートを担当している。技術解説は示唆に富んでてなるほどと思わされるし小説も中編ながらどれも面白い。最終章では、貧困がなくなり「豊穣時代」の人類にとっての新しい経済学が必要、という主張はなんとも斬新である。大部だが興味ある方には面白く読めるのでは。

  • ジョンノレン さん

    米国の複数大手ITの役員を歴任したカイフー・リー氏とSF作家チャウファン氏の共著。既にほぼ地続き感のあるAI実装の未来を深層学習、映像、文章、医療や自動運転等の分野別の展開、取って代わられる職業、引いては幸福論まで交えて、フィクションと解説のセットで解きほぐしていく。いかなる未来になろうと、マズローの最高位欲求の自己実現というか好奇心の充足が我が最大の関心事である事を確認。勿論少なくとも下部の2つの構造の確保が抜かりなく出来る事が前提だけど。

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李開復

中国の次世代ハイテク企業を育てることを目的としたベンチャーキャピタル、シノベーション・ベンチャーズの創業者。台湾生まれ。11歳で兄を頼って渡米。コロンビア大学でコンピュータサイエンスを学んだのち、カーネギーメロン大学コンピュータサイエンス科の博士課程でAIを研究。不特定話者の音声認識ができる世界初の

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