架空のラジオ局”MSB”から届けられた、極上のポップスが詰め込まれた1枚です。オープニングからエンジン全開で、スピードを自由に操りながら、ラストまで一気に駆け抜けていく爽快感がたまりません。レコードのB面1曲目だったタイトル曲のジェットコースターのような躍動感は圧巻です。
もちろん、伊藤銀次、浜田省吾、佐野元春の3氏がゲスト参加し、その後の自身が主催したクリスマス・コンピレーションで披露された日本版「We Are The World」のデモンストレーション、「Key Station」も聴きどころの一つです。
個人的には、杉 真理さんの最も脂ののっていた頃の”名盤”だと思っています。