一万両の首 鍵屋ノ辻始末異聞

木内一裕

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065334690
ISBN 10 : 4065334691
フォーマット
出版社
発行年月
2023年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
264p;20

内容詳細

寛永七年―。事の始まりは備前岡山藩で発生した殺人事件。主君の寵愛を受ける小姓を斬殺し逃亡した河合又五郎は江戸に逃れ旗本・兼松又四郎に匿われた。一方、江戸の長屋に暮らす浪人・市岡誠一郎。用心棒などで糊口を凌ぐ日々の中「腕の立つ剣客を求めている」という呼びかけで、とある旗本の屋敷を訪れる。

【著者紹介】
木内一裕著 : 1960年、福岡生まれ。2004年、『藁の楯』(’13年映画化)で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • しんたろー さん

    江戸時代の「外様大名vs旗本」を描いた物語…木内さんの時代ものは『喧嘩猿』が面白かったので期待していたが…決してツマラナイ訳ではないのだが、似たような名前が多いのとページ数の割に登場人物が多くて把握に手間取るのが煩わしかった。慣れると面白さが増してきたし、浪人・誠一郎を主役として楽しめた。誠一郎の妻・ふみとの関係性が物語に大切な「情」を巧く膨らませてている。残念なのは、史実である「鍵屋の辻」自体を殆ど知らないので、その異聞と言われても真の面白さが判らなかったこと。そろそろ、シリーズの続きも書いて欲しい♬

  • ツン さん

    主役級のうちで2人はもののふ、誠一郎が木内さんの描く他の小説の探偵さんみたいのキャラだなと思いました。

  • aki☆ さん

    『喧嘩猿』以来の木内さんの時代物。聞き覚えのある名前があるにはあったけど史実を基に描かれているとは思わなかった。読後検索したら、本当に寵愛する小姓を殺され怒り狂った外様大名と切った男を匿う旗本の争いがあって驚いた。そこに集められた浪人と公儀の思惑が加わっていてとても楽しめた。ただ読み難さもあった。只でさえ似たような名前が多くて人物把握が困難ないのに、名前が長い!官職名まで入れられては誰が誰だか…。読み辛くても木内さんなら喜んで読むけど、たくさんあるシリーズの続きも読ませて欲しいなぁ。

  • hirokun さん

    星3 私は歴史小説、時代小説は好きでよく読んでいるが、この作品は三大仇討の一つからヒントを得て、公儀、外様大名,旗本の三者間の葛藤をテーマにストーリを展開している。江戸初期の時代で、まだ、戦国時代の残滓があり、江戸幕府の体制整備に向けて進んでいる中で起きた事件の幕引きの進め方と三者間の意地の張り合いを軸に進展していく。私の好みからすると今一つ深掘りの足りなさを感じた。

  • ヒデミン@もも さん

    騙されたー。騙された私が馬鹿なんでしょうよ。あの伊賀の鍵屋の辻かと思ったら始末異聞とついていた。伊賀はいの字も出てこない。あの『嘘ですけど、なにか?』『小麦の法廷』と同じ作者とは思えないちゃんとした歴史物。ただ、そうね登場人物の名前がややこしすぎて、そこが引っかけかと思ったほど。夫婦愛と事件の顛末がなかなか良かった。

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