おろしてください 怪談えほん

有栖川有栖

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784265079629
ISBN 10 : 4265079628
フォーマット
出版社
発行年月
2020年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
32p;29

内容詳細

みちにまよったぼくは、ちいさなえきをみつけた。やってきたれっしゃにのりこんだぼくの目に、とびこんできたものは…有栖川有栖と市川友章が描く悪夢のれっしゃがはしりだす。

【著者紹介】
有栖川有栖 : 1959年、大阪府生まれ。同志社大学在学中は推理小説研究会に所属。1989年、『月光ゲーム』でデビュー。『マレー鉄道の謎』で第56回日本推理作家協会賞を受賞

市川友章 : 1977年、千葉県生まれ。東京藝術大学大学院修了。個展、グループ展などで怪人や動物をモチーフにした油彩画、及び木彫作品を発表。LINEスタンプ「怪人スタンプ」がLINE Creators Stamp Award 2014みうらじゅん賞を受賞

東雅夫 : 1958年、神奈川県生まれ。アンソロジスト、文芸評論家。『幻想文学』と『幽』の編集長を歴任。著書『遠野物語と怪談の時代』で、第64回日本推理作家協会賞(評論その他の部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro さん

    有栖川 有栖は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。「怪談えほん」シリーズも読み続けて第3期まで来ました。絵も内容も怖く、私が小学生だったら、『おしっこちょっぴりもれたろう』になってしまいそうです(笑) https://www.iwasakishoten.co.jp/special/kaidan/

  • kou さん

    絵もストーリーもド直球に怖すぎる。子供の頃に読んでたら、電車に乗れなくなってたと思う。

  • のっち♬ さん

    裏山を探検中に見つけた駅から乗ったのは、人間社会に紛れ込んでいたお化けが乗る列車だった。ミステリー大家有栖川は、芸風とかけ離れたレトロなガジェットを用意した。ファンは少なからず肩透かしを食らうかも。市川の力強い作画は呼応するように昭和的なノスタルジーをふんだんに引き出している。猫の強烈な存在感に猫好きの有栖川を感じたり。知らず知らずのうちに何かに乗車し、他人の得体の知れなさに気を取られているうちに降車する方法を見失うのが文明社会。いくら戻る方法を示してもらっても方法の側から離れていくものなのかもしれない。

  • KAZOO さん

    怪談えほんシリーズの1冊ですが子供にとってはかなり怖い感じです。電車に乗ったけれど周りの乗客はすべて海から上がってきたような人たちです。乗り換えようとすると切符がなく乗り換えられないということでさらに怖さが増幅します。私はラヴクラフトの世界を思い出してしまいました。かなり怖いイメージでした。

  • 榊原 香織 さん

    怪人20面相風の絵だな、と思ったら、作画の市川友章という人は怪人をよく描く人で、みうらじゅん賞受賞ww

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人物・団体紹介

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有栖川有栖

1959年生まれ。大阪府出身。同志社大学法学部卒。89年『月光ゲーム』で作家デビュー。書店勤務を続けながら創作活動を行い、94年作家専業となる。2003年『マレー鉄道の謎』で第56回日本推理作家協会賞、08年『女王国の城』で第8回本格ミステリ大賞を受賞。22年には第26回日本ミステリー文学大賞を受賞

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