この商品の関連特集

キノの旅 the Beautiful World VII 電撃文庫

時雨沢恵一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784840223867
ISBN 10 : 4840223866
フォーマット
出版社
発行年月
2003年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
15cm,224p
15cm,224p

商品説明

短編連作の形で綴られる、話題の新感覚ノベル第7弾!

人間キノと言葉を話す二輪車エルメスの旅の話。
モトラド(注・二輪車。空を飛ばないものだけを指す)の反対側で、運転手が草の上に座っていた。両足を前に出して、後ろに手をついて、そして空を見上げていた。春の暖かい太陽に、蒼い空を背景にいくつかの雲が流れていく。運転手は十代中頃で、短い黒髪に精悍な顔を持つ。黒いジャケットを着て、腰を太いベルトで締めていた。右腿には、リヴォルバータイプのハンド・パースエイダー(注・パースエイダーは銃器。この場合は拳銃)のホルスターがあった。腰の後ろにも、もう一丁自動式をつけていた。
人間キノとモトラドのエルメスは“動いている国”に出会い入国する。その“動いている国”が進む先には“道をふさいでいる国”があった。(「迷惑な国」)
他、ドラマCDブックレット収録の「嘘つき達の国」を含む全8話収録。

大人気、黒星紅白描くカラー口絵6ページの他に、三つ折りポスター付き!

内容詳細

―モトラド(注・二輪車。空を飛ばないものだけを指す)の反対側で、運転手が草の上に座っていた。両足を前に出して、後ろに手をついて、そして空を見上げていた。春の暖かい太陽に、蒼い空を背景にいくつかの雲が流れていく。運転手は十代中頃で、短い黒髪に精悍な顔を持つ。黒いジャケットを着て、腰を太いベルトで締めていた。―人間キノとモトラドのエルメスは“動いている国”に出会い入国する。その“動いている国”が進む先には“道をふさいでいる国”があった(「迷惑な国」)。他全8話収録。短編連作の形で綴られる、新感覚ノベル第7弾。

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
★
☆

4.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
1
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
☆
この巻では従来のキノが旅をする話だけでな...

投稿日:2012/10/07 (日)

この巻では従来のキノが旅をする話だけでなく、キノと師匠が一緒に暮らしていた時の話や師匠の過去のエピソードなども収録されています。安楽死について考えさせられる「冬の話」が印象深かったです。

凍土 さん | 不明 | 不明

0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ♡手乗りタイガー♡ さん

    -生きていると悲しい生きていることは悲しくない-ちょっと…最初に言わせて…?見開きのキノが可愛すぎて悶えすぎて一瞬心臓止まったけど(真顔)「迷惑な国」これは初読みの時にそんな国の発想があったのかすごいなと素直に感心してしまった。でもこの国本当に迷惑すぎる!最後エルメスが言ったキノが壁画になるよ。に対してキノが恥ずかしい発言した時はびっくり。可愛いなぁ…本当にキノは…。

  • 蒼伊 さん

    再読。扉絵が綺麗でした。「嘘つき達の国」は結局みんなが嘘をついているけど、誰も傷ついていなくて、そういう幸せの形もあるのかなとやるせないようなほっとしたような、温かい気持ちになりました。でも今回はやっぱり「何かをするために」が一番印象的でした。キノが“キノ“になるための話。

  • ♡手嶋♡ さん

    生きていると悲しい生きていることは悲しくない。ちょっと最初に言わせて?見開きのキノが可愛すぎて一瞬心臓止まった(真顔)「迷惑な国」これは初読みの時にそんな国の発想があったのかすごいなと素直に感心してしまった。でもこの国本当に迷惑やなw最後エルメスが言ったキノが壁画になるよ。に対してキノが恥ずかしい発言した時はびっくり。ツンドラかっこいいキノが可愛いかった。「森の中のお茶会の話」序盤ちょっとすぎから展開が読めたが師匠の秘密があきらかにw師匠にも怖いものがあるなんて意外です。女は度胸です。最後の宝石。↓つづき

  • よっち さん

    キノとエルメスの旅第七弾。「迷惑な国」は通せんぼの国も旅人からすれば迷惑な国ですが、壁を破壊して国土を蹂躙して進む国の前には、少しだけ気の毒に見えました(苦笑)亡命する王様の倒錯した愛(?)に便乗してする師匠は、森の中の老夫婦相手に酷いなあと思ったんですが。。。でも金目の物を置いて逃げるほど意外なものが苦手でした。「嘘つき達の国」は悲しい話なのかと思ったらいい意味で意外な結末。師匠を名前とか思ってる昔のキノの天然ぶりについて。えーと、今回はカラー口絵があとがきだったんですね。。。あとがき(遠い目)

  • まりも さん

    迷惑な国、その国それぞれに言い分があり正しい行いだと信じているからこそそうなる。日本の周りにある某国も迷惑な隣人なのでその国の事を思いながら読んだ。嘘つき達の国、誰かを幸せにするための嘘。それに気づいていたとしても当人が嘘のままでいることを望むならいいのかもしれない。ある愛の国、珍しくハッピーエンドかと思ったらそういう落ちね笑 そして巻頭のあとがきもうなんでもありだ笑

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

時雨沢恵一

2000年から作家業の世界に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

プロフィール詳細へ

時雨沢恵一に関連するトピックス

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品

HMV&BOOKS onlineレコメンド