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キノの旅 The Beautiful World 8 電撃文庫

時雨沢恵一

User Review :4.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784840228329
ISBN 10 : 4840228329
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2004
Japan

Product Description

短編連作の形で綴られる、話題の新感覚ノベル第8弾!

キノとエルメスが訪れた国は、全ての国民に“眼鏡”の着用が義務づけられていた。
その義務は旅人にも適用されるものだと説明される。
了承したキノとエルメスはそれぞれ“眼鏡”をかけてその国に入国する。
しかしその“眼鏡”は普通の“眼鏡”ではなく……。
(カラーイラストノベル『悪いことはできない国』)他『歴史のある国』『愛のある話』『ラジオな国』『救われた国』『船の国』など全8話を収録。もちろん黒星紅白描き下ろしイラスト満載!
大人気シリーズ第8巻、1年4ヶ月ぶりに登場!

Content Description

「あー…」運転手が口を開いた。力のない声だった。「何さ?キノ」モトラドが聞いた。キノと呼ばれた運転手は、ポツリと「お腹すいたな」「だったら、止まって休む!空腹で倒れられたら―」モトラドの訴えを「はいはい。何回も聞いたよ、エルメス」キノは流す。エルメスと呼ばれたモトラドは「分かっててやってるんだから」呆れ声で答えた。「そもそも、あの国が滅んでいたのがいけない」カーブを抜けながら、キノが言った。―お腹をすかせたキノとエルメスが辿り着いた場所には、盆地の中央を埋め尽くすように、数百人の難民が集まっていた…(『愛のある話』)他、黒星紅白が描くイラストノベルも含め全8話収録。

(「BOOK」データベースより)

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巻の半分ほど占めるエピソード「船の国」は...

投稿日:2013/01/02 (水)

巻の半分ほど占めるエピソード「船の国」はシズ&陸がメインの話で、ティーとの出会いを描いています。他には、師匠たちが大暴れした過去の話「歴史のある話」や、メガネをかけたキノとエルメスを拝見できる「悪い事はできない国」などが収録されています。この巻でもあとがきは凝ってます。

凍土 さん | 不明 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • よっち

    キノとエルメスの旅第八弾。「悪いことはできない国」でのキノのメガネ姿は可愛かったけど、それで商売をしようとしてたんですね(苦笑)師匠が辛辣さを発揮して、いやというほど痛い目に遭わされた人たちが後世にどう伝えたかをキノが聞いた「歴史のある国」、「船の国」ではシズとキノが再戦。シズと陸の旅に帰る場所のないティーという少女が新たに加わりましたが、無口ではあっても、シズの心ない発言に対する反応はなかなか過激でした。その辺旅先で必要以上に関わらないようにしているキノとシズのスタンスの違いがとても興味深いですね。

  • ♡手乗りタイガー♡

    -想いは正しく伝わらない-確かに。自分の言葉が相手に伝わるのって7%っていう割合があるやん?「想い」こそ口にだしても正しく伝わらんよね。キノ世界ではそもそも誰もが耳貸さず…やけどw今回の表紙とカラーページの眼鏡キノに萌えすぎて全私が爆発した!いいぞけしからんもっとやれ「ラジオな国」ちょっとスケルツィさんわかってるやんwラジオの内容は着眼点&妄想力にすごいうけたけど最後のページでス…スケルツィさん…wて感じやったw愛すべきウマシカ

  • まりも

    歴史のある国、語られる歴史は真実だとは限らない。その歴史が嘘だとしてもそれでその国の人の力になっているのならそれでいいのかもしれない。船の国、キノとシズの再戦、ずっと黙っていたティーの想い。冒頭にあった想いは正しく伝わらないというのはまさにその通りで喋っても黙っていても自分が何を考え何のためにしているのかを伝えるのは難しい。シズとティーは旅の中でどんな関係になっていくのか楽しみです。そしてあとがきに力入れすぎ笑

  • ♡手嶋♡

    想いは正しく伝わらない。「想い」こそ「言葉」よりも伝わらないよね。キノ世界ではそもそも誰もが耳貸さずだけどw「ラジオな国」ちょっとスケルツィさんわかってるやんwラジオの内容は着眼点&妄想力にすごいうけたけど最後のページでス、スケルツィさんwて感じやったw愛すべきウマシカ。「救われた国」お互いにね。国と一人がってかなりスケールでかい。でもそれこそエルメス風に言えば結果到来じゃないのw「船の国」本巻の半分以上のページ数を占めてのお話。シズと陸とティーの出会いのお話。再読するとこれがまた結構覚えてなくて↓つづき

  • 蒼伊

    再読。プロローグとエピローグが毎回繋がっているのだけど、今回はちょっと満足いかない繋がり方でした。悪いということではないのだけど、なんだろう、エピローグが素敵で印象的すぎたのかな。「船の国」は結局、これからも船の国であり続けるんだろうな。滅びるまで。ティーがシズ達の仲間に加わってくれて嬉しい。

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