日本の食卓からマグロが消える日 文春文庫

星野真澄

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167773045
ISBN 10 : 416777304X
フォーマット
出版社
発行年月
2009年10月
日本
追加情報
:
16cm,267p

商品説明

「本マグロ輸入禁止」で寿司は食べられない?
マグロ漁獲量制限話が喧しいが、本当の問題は中国を始めとする新興国の魚食化進行で日本に魚が集まらなくなっていることにある!

内容詳細

マグロの握りを食べられなくなる日が遠からずやってくる!?各国からクロマグロ輸入全面禁止を求める動きがあるなど、日本にとって厳しい時代が来ている。だが、それ以上に問題なのが中国の大消費国化。富裕層の増加とともにすべての魚が中国へ向かっているのである。世界の魚争奪戦を描く骨太のノンフィクション。

目次 : 第1章 空前の海鮮ブームに沸く中国/ 第2章 中国市場を目指す日本の漁業者/ 第3章 世界一のマグロ消費大国日本/ 第4章 存亡の危機に立つ日本の遠洋マグロ漁船/ 第5章 世界でマグロの争奪戦が始まった/ 第6章 中国の国家マグロ普及戦略/ 第7章 日本人の食卓の今後/ 第8章 世界不況がもたらした「食の国内回帰」

【著者紹介】
星野真澄 : 1968年長野県生まれ。1992年NHK入局。経済・社会情報番組部で「クローズアップ現代」「ドキュメントにっぽん」「プロジェクトX」、さらにNHKスペシャル「ローマ帝国」「日本の群像―再起への20年」などの番組ディレクターを担当。現在は「クローズアップ現代」チーフ・ディレクター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • うたまる さん

    「我々(中国人)は、日本を目標に、必ず魚の消費大国になりますよ」・・・NHKスペシャルを基にしたノンフィクション。中国の急激な需要増と漁船減少による供給減が日本の食卓に危機を齎すというのがテーマだが、何かおかしい。漁業者は採算割れで廃業し、商社は買い負けに苦慮している?もし生産者が困っているなら、それは買い手市場ってことだ。もし商社が困ってるなら、それは売り手市場ってことだ。なんでどっちも危機なんだ?本書発刊後も回転寿司からマグロが消えるなんてことは起こっていない。つまりオオカミ少年的報道ってことだろう。

  • ビイーン さん

    本書を読むと近い将来、日本人がマグロを普通に食せなくなる時代が本当に来るのだと確信するようになるだろう。

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人物・団体紹介

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星野真澄

2004年筑波大学附属高等学校卒業。2007年筑波大学人間学類早期卒業。学士(人間科学)取得。2009年筑波大学大学院人間総合科学研究科教育学専攻、修士(教育学)取得。2014年筑波大学大学院同研究科教育基礎学専攻、修了・博士(教育学)取得。2014年〜筑波大学人間系(教育学域)特任助教、現職(本デ

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