町泥棒のエゴイズム 文芸社文庫NEO

新馬場新

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784286225807
ISBN 10 : 4286225801
フォーマット
出版社
発行年月
2021年09月
日本
追加情報
:
314p;16

内容詳細

亡き人から届いた一通の手紙、そこからすべては始まった。雑多な風景が残る下町にすぎなかった川崎は、高度経済成長の波に乗り発展を遂げた。そんな川崎の秘密を知り、鍵を握る一人の男は、土手に住む者たちからスーツを着たお偉いさんまで、多くの人に愛されていた。その彼が残したひとつの「後悔」。それを晴らすため、悪戯好きの町泥棒が覚悟を決め、世話になった人たちが恩を返すべく動きだす。そして、それぞれの想いがつながった時、奇跡の夜が幕を開ける。あの時こうしていれば、伝えていれば、生きている時になぜ、できなかったのか。文芸社文庫NEO小説大賞受賞作家が描く、大胆不敵な物語。

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • hideto さん

    先日読んだ「刑事の枷」に続き、舞台が川崎という1点に惹かれて読み始め。多くの登場人物がからみ、張られた伏線が回収されていくのはよかったです。一方、そもそもタイトルの町泥棒って何?という点が払拭できず。自分であまりにも壮大なものをイメージしすぎていたように思います。とは言え、アゼリアをはじめ、川崎駅東口周辺によく行く方にオススメです!

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新馬場新

1993年、神奈川県生まれ。一年前くらいに日本SF作家クラブの会員になりました(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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