アメリカ文学のカルトグラフィ 批評による認知地図の試み

新田啓子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784327472252
ISBN 10 : 4327472255
フォーマット
出版社
発行年月
2012年04月
日本
追加情報
:
328p 19cm(B6)

内容詳細

自己探求的なアメリカ文学に取り憑いた物語・国民意識・国家観と、それを支えるロジックとは何か。家庭、都市、ストリート、流浪、南部、親密圏、国際移動、異界、親族と性的禁忌、伝染病、動物化、貨幣といったキーコンセプトを駆使して、アメリカの新しい地平を描く作図法。

目次 : 第1部 情緒的空間としてのアメリカ(領域化する家、内密の空間―生活世界の構図/ 雑踏の復権―生命圏としての路上/ 逃走という名の空間創成―情動変化の生態系)/ 第2部 マッピングされるアメリカ(永遠の異郷―流浪する者たちのアメリカ/ 他者性の迷宮―南部という謎/ 親密圏をマッピングすること―私と公の攻防)/ 第3部 アメリカの異次元空間(混成国家の鏡像―客土における黒人文学/ 回帰する場所―憑在者たちの複数空間/ 性的禁忌の版図―憑在者たちの複数空間)/ 第4部 アメリカ的自我と近代の時空間(疫病と近代社会―感染地図としての人間の絆/ 動物の生息図―覆される人間主義/ 物欲のカルトグラフィ―フェティッシュと自我の変遷/ コーダ 流動するアメリカ空間)

【著者紹介】
新田啓子 : 1967年、東京生まれ。立教大学教授。ウィスコンシン大学マディソン校大学院博士課程修了(Ph.D.)。専攻はアメリカ文学、文化理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • まろ さん

    おそらく私の勉強不足&読書不足ゆえによく理解できない部分も多かったのだけど、でもあとがきを読んだら、著者の「文学と政治」に関する考え方が今までもやもやと私が思い描いていた方向性にぴたりとはまっていてなんだか感動。もっと勉強してから、もう一度今度はきちんとメモをとりながら読みたい。

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新田啓子

1967年生まれ。1999年米国ウィスコンシン大学マディソン校英文学研究科博士課程修了。Ph.D。立教大学文学部英米文学専修教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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