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ISBN 10 : 4309228925
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海人族の航海の指針となり、また大海人皇子=天武天皇の陰陽道国家の方向性を示した、神話のない神“天之御中主神”は、後世なぜ蘇ったのか!?
目次 : 第1章 北極星信仰の実相…海に生きる者に唯一の指針(北極星(北辰)の顕現/ 神名の原理/ 本居宣長の神名解釈/ ヤマト言葉の由来/ アメノミナカヌシを祭神とする神社/ 北極星と道教/ 伊勢に定着した「太一」/ 北極星は海洋民族の指針/ 星宮・星神社の系統/ 北辰信仰/ 記・紀に見える「星」/ 宮中祭祀と北辰・北斗/ 北極星と四方拝/ 四神相応が解き明かす「北に君臨する神」)/ 第2章 北極星が統合した呪術と科学…天武帝が企図した陰陽道国家(始めて占星台を興つ/ 天武帝が目指したもの/ 諱と海部/ 飛鳥を拓いた渡米氏族・東漢氏/ 乙巳の変と東漢氏/ 神格化された天皇/ 天文遁甲/ 陰陽寮と陰陽道/ 「八色の姓」が明示する古代日本の支配層/ 皇別の実態/ 「神別」の底力と「諸蕃」の実態/ 陸の民の指針になった北極星)/ 第3章 北極星の天下取り…坂東武者は関東平野を馬で泳ぐ(東照宮と陰陽道/ 螺旋の呪術/ 江戸の四神相応/ よみがえる「海人族の科学」/ 二社一寺による江戸の守護/ 坂東武者たちの北極星/ 神道の起源/ 幻の大和心/ 復古神道の真相/ 新たな蠢動/ 「尾張神宮法案」廃案の真相/ 尾張氏はなぜ〈剣〉を返納しなかったか/ 「宇斯波久」が真相を解き明かす/ 「うしはく」と「しらす」/ 諡号に隠された真相/ 真の「復古」とは)
【著者紹介】
戸矢学 : 1953年、埼玉県生まれ。神道・陰陽道・古代史研究家、作家。國學院大学文学部神道学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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