夢違 角川文庫

恩田陸

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041012239
ISBN 10 : 4041012236
フォーマット
出版社
発行年月
2014年02月
日本
追加情報
:
512p;15

内容詳細

夢の映像を記録した「夢札」、それを解析する「夢判断」を職業とする浩章のもとに、奇妙な依頼が舞い込む。各地の小学校で頻発する、集団白昼夢。浩章はパニックに陥った子供たちの面談に向かうが、一方で亡くなったはずの女の影に悩まされていた。日本で初めて予知夢を見ていると認められた、結衣子。災厄の夢を見た彼女は―。悪夢が現実に起こるのを、止めることはできるのか?戦慄と驚愕の新感覚サスペンス!

【著者紹介】
恩田陸 : 1964年、宮城県生まれ。91年、第3回日本ファンタジーノベル大賞の最終候補作となり、『六番目の小夜子』でデビュー。2005年、『夜のピクニック』で第26回吉川英治文学新人賞、第2回本屋大賞。06年、『ユージニア』で第59回日本推理作家協会賞長編及び連作短編集部門賞。07年、『中庭の出来事』で第20回山本周五郎賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • hiro さん

    恩田さんの小説5冊目。映画館で「悪夢ちゃん The 夢ovie」の予告編を観て、映画化の原案ということでこの本に興味を持ち、読んでみることにした。読み始めると確かに映画の予告編とは雰囲気が全く違い、原作でなく原案ということに納得した。予知夢、白昼夢、悪夢、夢判断、夢を映像化した夢札と、読んでいると‘夢と現実’が入り混じった不思議な世界に迷い込んだ気がした。500P近い小説だが、中盤以降は恩田さんがこの不思議な世界に、どのようなエンディングを用意しているか、ワクワクして読んだ。八咫烏に予選突破の夢を託そう。

  • 遥かなる想い さん

    夢を題材にした物語である。 夢を録画し、解析する時代に 予知夢を見る 古藤結衣子の死の謎を追う…著者独特の 静謐で 幻想的な世界が 不思議な雰囲気を 醸し出す…結衣子の存在を信じ、過去を 探る…最後は ひどく心温まる夢の世界だった。

  • 優希 さん

    夢の可視化が現実になるとしたらと考えると鳥肌が立ちます。白昼夢や予知夢などが語られていく中で、今が夢なのか現実なのか曖昧になっていく怖さがありました。明確に言えない現象が起きれば起きるほど、自分は何処に立っているのかが分からなくなります。どんどん曖昧になっていき、その感覚のまま物語が終わる感じでした。夢か現かの境界のないままのラストが全体を不思議な雰囲気のままにするのが良かったと思います。夢の中を彷徨うのではないかという思いにさせられますが、それがこの本の魔力なのでしょう。

  • りょうこ さん

    文庫化を待っていた本!以外にスラスラ読めた。途中まで読んでて、恩田さんの持つホワフワとした掴み所の無いような感じが、まぁ結末どうなってもいいや!この雰囲気味わおう!って気にさせてくれたので、特に飽きもせずゆっくり読了!

  • レアル さん

    夢をテーマにした話。夢の可視化。テーマとしては面白い。しかしあえて言えば「スッキリ大好き」&細部を拘ってしまう私にとって回収されないままの伏線が気になって仕方がない。ラストの終わり方は何とも味のある終わり方だとしても、要所要所に疑問が残る作品だった。しかし全体的にはふんわりと物語が纏まり、それこそ夢か現かとふわっとしながらもしっかり締めるといった不思議な魅力のある本だった。

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恩田陸

1964年、宮城県生まれ。92年『六番目の小夜子』でデビュー。2005年『夜のピクニック』で吉川英治文学新人賞と本屋大賞、06年『ユージニア』で日本推理作家協会賞、07年『中庭の出来事』で山本周五郎賞、17年『蜜蜂と遠雷』で直木三十五賞と二度目の本屋大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲

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