Castalian Sq: Between Two Worlds-beethoven, Ades, Lassus, Dowland

ふたつの世界の間

古代ギリシャの都市、デルファイにあったといわれるカスタリアの泉にちなんで名づけられたカスタリアン弦楽四重奏団は、2011年に結成されました。ハノーファー音楽演劇大学でクス・クァルテットのヴァイオリン奏者オリヴァー・ヴィレに師事し、2015年リヨン室内楽コンクールで1位、2016年バンフ国際弦楽四重奏コンクールで3位を獲得しました。その他にもサイモン・ロウランド＝ジョーンズ、デイヴィッド・ウォーターマン、イザベル・カリスィウスなどにも影響を受けました。2019年には「Royal Philharmonic Society Young Artist of the Year」にも選ばれ、ここ近年活躍が期待されているアーティストです。
　今回のプログラムでは、ルネサンス、古典、現代と時代の異なる作曲家の作品を選んでおり、それらの作品を極めて効果的に弾き分けて、その技術力の高さとレパートリーの広さを物語っています。類まれなる表現力を持った実力派クァルテットの演奏をお楽しみください。（輸入元情報）

【収録情報】
1. オルランド・ディ・ラッソ：寒い暗い夜（シニ・シモネン編）
2. ベートーヴェン：弦楽四重奏曲第15番イ短調 Op.132
3. アデス：4つの四重奏曲
4. ダウランド：来たれ深き眠りよ（シニ・シモネン編）

　カスタリアン弦楽四重奏団
　　シニ・シモネン（ヴァイオリン）
　　ダニエル・ロバーツ（ヴァイオリン）
　　シャルロット・ボネトン（ヴィオラ）
　　クリストファー・グレイヴズ（チェロ）

　録音時期：2021年6月14-16日＆24,25日
　録音場所：エディンバラ、グレイフライヤーズ教会＆オーストラリア、パース・コンサート・ホール
　録音方式：ステレオ（デジタル）