黄昏流星群 56 ビッグコミックオリジナル

弘兼憲史

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784091897916
ISBN 10 : 4091897916
フォーマット
出版社
発売日
2018年01月30日
日本
シリーズ
:
追加情報
:
208p;19

内容詳細

その粉雪は、ただならぬ恋を連れてくる。 


36年前の大雪の日――松井は、自殺を図ろうと山に入った
男を助けるため必死で後を追い、そこで“雪女”に遭遇する。

松井の懸命さに打たれ、命は奪わずに消えた“雪女”――

その事故が縁で出会った君枝と結婚し、平穏に暮らしていた
松井のもとに、まるであの雪女が近くで手招きしているかの
ような不穏な出来事が相次ぐ。

雪女との「私のことを誰かに話したら、お前の命はもらう」
という約束は36年間守りつづけてきたはずだが……!?

表題作『星霊の森』のほか、
30年前に一度きり、許されない関係を持った男女の再会を描く
『星霜の彼方』、軍艦島を舞台に50年前の初恋と事件をたどる
『過去からの星還』の全3篇収録!

いずれも、ずっと昔に置き忘れた“恋”との再会をテーマにした
せつない物語です!

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読書メーターレビュー

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  • momogaga さん

    レンタル。キーワード「敬老の日」「軍艦島」「雪女」。夫婦に歴史あり。幸か不幸かは最後の時までは分からない。

  • ぐうぐう さん

    三編が収録された『黄昏流星群』56巻。一編が70ページ足らずの短さだ。その短さを、どの作品も味方にしている。例えば「星霜の彼方」は、たった一夜の不倫を体験した男女が30年後に会うことを約束して別れた、その30年後を描く物語なのだが、長さがあれば、再会後の二人のドラマをああだこうだと盛り上げていくところを、短さゆえに、スパッと切り捨てる。これからというところで断ち切られる、その効果が深い余韻を物語にもたらせるのだ。

  • レストレード警部 さん

    人生には何か不思議な事が起こる、と、人生には何か不思議な事が起こってほしい、という予感と希望を感じるお話でした。長く色んな人に読まれてるのがわかります。

  • かんぞ さん

    いい作品だなぁ。

  • 満月-ya さん

    ★★★☆☆

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人物・団体紹介

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弘兼憲史

1947年、山口県生まれ。早稲田大学法学部卒業。松下電器産業(現パナソニック)に勤務後、74年に『風薫る』で漫画家デビュー。その後『人間交差点』で小学館漫画賞(84年)、『課長 島耕作』で講談社漫画賞(91年)、講談社漫画賞特別賞(2019年)、『黄昏流星群』で文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞(

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