弘兼流 60歳からの手ぶら人生 中公新書ラクレ

弘兼憲史

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784121507631
ISBN 10 : 4121507630
フォーマット
出版社
発行年月
2022年05月
日本
追加情報
:
272p;18

内容詳細

人生の「仕上げの始まり」をむかえたあなたへ。ここから先は、身軽に行こう!持ち物、家族、友人、生き方、お金。身辺整理の秘訣。

目次 : 第1章 持ち物を捨てる(60歳とは起承転結の「結」/ つまらない「見栄」や「こだわり」があるから捨てられない ほか)/ 第2章 友人を減らす(本当に信頼できる友がひとりいればいい/ 年賀状、中元・歳暮はやめる ほか)/ 第3章 お金に振り回されない(老後不安とは、すなわちお金の不安である/ お金に振り回されず、生活をサイズダウンする ほか)/ 第4章 家族から自立する(「家族はひとつ」という幻想を捨てる/ 家族は理解してくれる、この思い込みが悲劇を生む ほか)/ 第5章 身辺整理をしたその先に(何はなくとも料理せよ!/ 60を過ぎたら共働きが当たり前 ほか)

【著者紹介】
弘兼憲史 : 1947年山口県生まれ。漫画家。早稲田大学法学部卒業後、松下電器産業勤務を経て74年漫画家としてデビュー。以来、漫画界の第一線で活躍し、『人間交差点』で小学館漫画賞、『課長 島耕作』で講談社漫画賞、『黄昏流星群』で文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、日本漫画家協会賞大賞を受賞し、2007年紫綬褒章を受章。漫画以外にも多くの著書を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 5 よういち さん

    60歳にはもう少し時間があるのだが、人生の身辺整理という部分に興味があって読んでみた。楽観的な著者と私は波長が合うのか、老後を考える良きヒントとなった。◆私の場合、モノとの決別が近々のテーマだ。人間関係は仕事があるので当面背負うことになりそうだけど、今から少しずつ考え方を変えていくのも良いだろう。そのうえで生き方について考えてみる。気ままな旅や、近所での小さな冒険等々、楽しそうではないか。美味しいモノも食べたいし、お酒も飲みたい。本だって読みたい...案ずることはない。当分はポジティブに生きていけそうだ。

  • Twakiz さん

    もう少し先だけど・・って思ってたらすぐ60歳になりそうなので読んでみた。実際、まだ30代で読書メーター開始した頃は現在の40代後半になった自分は想像できませんでしたし。漫画家の著者なので自分のような雇われ人生の立場とは違うと思うが見栄やプライドは捨てて身の丈で持ち物は減らして、家族のしがらみも軽くして・・前向きポジティブに、好きなことしながらアチラへ逝くみたいな発想は好き。子どもにはお金残さず、老後の面倒も頼まず、妻と一緒に旅行しよう等と考えるなというあたりにはほっとした。家事は今でも結構やってる。

  • Shoji さん

    「手ぶら人生」か。肩肘張らず、くよくよせず、見栄を捨てて、金は使いきって、自分ファーストで生きる。いいですね。今までのしがらみが色々あって、実はかなり難しいんやけどね。少しでもできることから実践して行こうかな。

  • ベローチェのひととき さん

    本屋さんを物色していて手に取った本。自分もそろそろ近づく歳なので読んでみようと思った。弘兼さんの作品では、スピリッツに掲載されていた人間交差点が大好きでした。本書の内容に関しては共感できることが多く、身軽になって楽に生きていくこと、ただし「目標」や「生きる糧」は手放さないことが要であると思った。

  • しん君 さん

    これからの人生を楽に楽しく生きたいと誰もが願うも、そう簡単には行かないのが世の常。今後の人生の参考にと手に取る。しかし著者とは世代・境遇・環境など違いすぎる…。プラス思考の島耕作が男性向けに書いたエッセイと思えばいい。「どんな風に生きても時間は誰にとっても平等に流れ、その時間をどう生きるかはその人の考え方次第」本文より。

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人物・団体紹介

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弘兼憲史

1947年、山口県生まれ。早稲田大学法学部卒業。松下電器産業(現パナソニック)に勤務後、74年に『風薫る』で漫画家デビュー。その後『人間交差点』で小学館漫画賞(84年)、『課長 島耕作』で講談社漫画賞(91年)、講談社漫画賞特別賞(2019年)、『黄昏流星群』で文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞(

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