書物の達人 丸谷才一 集英社新書

川本三郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087207415
ISBN 10 : 4087207412
フォーマット
出版社
発行年月
2014年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
185p;18

内容詳細

小説、随筆、書評、翻訳、連句など幅広い領域で活躍し、まさに文学における「達人」であった丸谷才一。その文学世界を解読して大好評を博した連続講演(世田谷文学館 二〇一三年)を書籍化。各界の第一人者であり、かつ生前の丸谷と親交が深かった豪華講師陣が、丸谷文学の全貌を多角的に明らかにする。文芸評論、書評、和歌、フランス文学、歌舞伎…視点の異なる各論考が“丸谷才一”で一本につながり、大文学者の多彩な魅力が改めて浮かび上がる。生前の丸谷との貴重なエピソードも収録。

目次 : 第1章 昭和史における丸谷才一(川本三郎)/ 第2章 書評の意味―本の共同体を求めて(湯川豊)/ 第3章 快談・俳諧・墓誌(岡野弘彦)/ 第4章 官能的なものへの寛容な知識人(鹿島茂)/ 第5章 『忠臣蔵とは何か』について(関容子)

【著者紹介】
菅野昭正 : フランス文学者。世田谷文学館館長。1930年神奈川県生まれ

川本三郎 : 評論家。1944年東京都生まれ

湯川豊 : 文芸評論家。元文藝春秋編集者。1938年新潟県生まれ

岡野弘彦 : 歌人。國學院大學名誉教授。1924年三重県生まれ

鹿島茂 : フランス文学者。明治大学教授。1949年神奈川県生まれ

関容子 : エッセイスト。東京都生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • トンボ玉 さん

    丸谷才一と交流のあった人達の講演を本にしたもの。それぞれが読み応えがあり面白かったです。意外と言っては失礼ですが、岡野弘彦が一番面白かったし、丸谷を偲んでいる気持ちが見えて本当に良かった。そして、岡野が折口信夫の生徒であり、國學院を卒業してから内弟子のような形で同居しその死を看取ったと書いてあり驚きました。丸谷の著作は膨大ですから時間はかかりますが、いずれ折口も読んでもう少し日本文学に対する見晴らしを良くしたいので、この話は興味深いものでした。

  • KAZOO さん

    丸谷才一さんに関する講演集を本に収めたものです。丸谷さんの作品についてはもちろんのこと人となりについてもなまの丸谷さんの生きざまについても面白く感じることができました。このような本を読むともう一度再読しようと思う本が増えて困ります。

  • 曲月斎 さん

    読みの達者が論じるとこうなるのだろうけど、個人的には和歌、民俗の専門家の岡野弘彦、歌舞伎の見巧者・関容子の章が一番面白かった。多分、丸谷才一は小説家ではなく随筆家として見ている自分のゆえだろう。だから逆にほう、そんなものかと思い知ること点も多々。文中で「作家は処女作に向けて熟成していく」という亀井勝一郎の言葉を鹿島茂が紹介しているけど、少なくとも丸谷の随筆は「男のポケット」に向かっての歴史だったのは実感している訳で、なるほどと思ったり。元は世田谷文学館での連続講演で才人丸谷の全体像を振り返るに好個の1冊。

  • 猿田康二 さん

    小説家、書評家、エッセイスト、翻訳家、ジャーナリスト、編集者、そして挨拶の名人とあらゆる顔を持つ丸谷氏へ、彼の各分野別の後継者達が追悼文を綴ったのが本書。各章ごと丸谷氏の色んな顔がわかり、日本文学界の巨星を亡くした喪失感が蘇る。特に出色なのが鹿島茂氏の章で、丸谷氏の生き方を「官能に不寛容な軍国主義や国家権力に作品・行動・批評で抵抗した反骨の人」と評している。そして「新しいものなどなく古いものを並び替えて作品とするモダニズム文学を目指した人」と、論じている。丸谷氏はどんな人だったかがわかる珠玉の一冊である。

  • 紫草 さん

    丸谷さんが亡くなった後の2013年に、世田谷文学館で開催された連続講座での講演を元に、加筆修正して書籍化したもの。小説、評論、随筆、翻訳、連歌などなど文学のあらゆる分野での業績について、それぞれの分野の専門家の方々が語っています。丸谷さんの本を読むのはけっこう大変で、あちこち引っかかったり、調べたり、それは、私に丸谷さんの本を読むだけの教養が足りないからなのですけど、そんなこんなで時間がかかるので、好きと言いつつ気軽には読めません。でも、この本を読んだらまた真剣に丸谷さんの本を読みたくなりました。

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人物・団体紹介

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川本三郎

1944年東京生まれ。評論家。著書に『大正幻影』(サントリー学芸賞受賞)、『荷風と東京』(読売文学賞受賞)、『林芙美子の昭和』(毎日出版文化賞、桑原武夫学芸賞受賞)、『小説を、映画を、鉄道が走る』(交通図書賞受賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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