基本情報

内容詳細
小説、随筆、書評、翻訳、連句など幅広い領域で活躍し、まさに文学における「達人」であった丸谷才一。その文学世界を解読して大好評を博した連続講演(世田谷文学館 二〇一三年)を書籍化。各界の第一人者であり、かつ生前の丸谷と親交が深かった豪華講師陣が、丸谷文学の全貌を多角的に明らかにする。文芸評論、書評、和歌、フランス文学、歌舞伎…視点の異なる各論考が“丸谷才一”で一本につながり、大文学者の多彩な魅力が改めて浮かび上がる。生前の丸谷との貴重なエピソードも収録。
目次 : 第1章 昭和史における丸谷才一(川本三郎)/ 第2章 書評の意味―本の共同体を求めて(湯川豊)/ 第3章 快談・俳諧・墓誌(岡野弘彦)/ 第4章 官能的なものへの寛容な知識人(鹿島茂)/ 第5章 『忠臣蔵とは何か』について(関容子)
【著者紹介】
菅野昭正 : フランス文学者。世田谷文学館館長。1930年神奈川県生まれ
川本三郎 : 評論家。1944年東京都生まれ
湯川豊 : 文芸評論家。元文藝春秋編集者。1938年新潟県生まれ
岡野弘彦 : 歌人。國學院大學名誉教授。1924年三重県生まれ
鹿島茂 : フランス文学者。明治大学教授。1949年神奈川県生まれ
関容子 : エッセイスト。東京都生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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あきあかね さん
読了日:2019/12/13
KAZOO さん
読了日:2014/09/07
トンボ玉 さん
読了日:2014/08/09
みつ さん
読了日:2020/12/19
猿田康二 さん
読了日:2018/07/31
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人物・団体紹介
川本三郎
1944年東京生まれ。東京大学法学部卒業。朝日新聞社入社後、『朝日ジャーナル』記者を経て退社。91年に『大正幻影』(新潮社)でサントリー学芸賞(社会・風俗部門)受賞。その後の著作に96年『荷風と東京』(都市出版、読売文学賞受賞)、2003年『林芙美子の昭和』(新書館、毎日出版文化賞、桑原武夫賞受賞)
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