趣味で腹いっぱい

山崎ナオコーラ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309027784
ISBN 10 : 4309027784
フォーマット
出版社
発行年月
2019年02月
日本
追加情報
:
217p;19

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • starbro さん

    山崎ナオコーラは、新作中心に読んでいる作家です。著者の趣味のエッセイと思いきや、夫婦趣味喜劇でした。現実の夫婦だとしたら、性格の不一致もしくは価値観の相違で婚姻関係が破綻すると思いますが(笑)作中作「百円ショップの魔術師」を読んでみたい。

  • ででんでん さん

    小説として楽しめるかというと、私は「著者最高傑作!」とは全く思わず。他の作品のほうが、よっぽど好き。でも、ナオコーラさんの著者略歴のところに目標として掲げておられる「誰にでもわかる言葉で、誰にも書けない文章を書きたい」ということが、本になっているのかなと思った。「文章」というか「考え方」として。小太郎と鞠子の関係のいいところは、冷静にお互いの気持ちや意見をきちんと伝えているところだと思う。家族の趣味につきあって引っ越すというのは、彼らの場合はうまくいってるが、私にとっては想定外で腑に落ちにくかった。

  • 野のこ さん

    うーん。鞠子の仕事やお金の考え方やあっけらかんとした雰囲気に ん?と思ったし、言葉がなぜか女性っぽさがないのがちょっと不自然でした(でもエプロンは白のフリフリレース…)何よりも あえて仕事をせずに趣味道をつらぬく!という考え方にもやもや。それに 嬉野への引っ越し理由はさすがに引きました。でも古いが一軒家で夫婦、母で畑仕事をしたり絵手紙や散歩の趣味を楽しむ暮らしは、豊かさで溢れてると思いました。交流が広がるのも素敵。またほうじ茶ジェラートも美味しそうだし、装丁が可愛い。

  • shincha さん

    小太郎と妻の鞠子の物語。専業主婦として日々趣味に精を出し、生活を楽しんでいる鞠子と、生活の為に銀行でコツコツと仕事をする小太郎。ほのぼのした2人を良い感じと思ってみていたが、小太郎の小説が売れ出してから、何となく不穏な空気に…働き続け、家族を支えている普通のオッチャンの小生は、鞠子に憎悪の感情が芽生え始める…が…父親の働かざる者食うべからず…にがんじがらめになっていた小太郎の内面を解き放すキッカケを作り、世間の常識を懐疑し、自由な心を取り戻すことになる。嬉野に移住した2人に幸あれ!面白く読みました。

  • chimako さん

    妻 鞠子の浮世離れしすぎた言動にモヤモヤイライラ。そして、何事も自分の基準に照らし合わせるくせにはっきりしない夫 小太郎にも肩入れできず。本当に趣味でお腹いっぱいになりました。人の趣味にとやかく言うつもりもないし、好きにすればいいけど、自分勝手の自己中趣味にはついていかれないなぁ。家族を巻き込みすぎない程度にお菓子焼いたり、近場の山に登ったり、静かに本を読んだり、裏の畑で少しばかりの野菜を作ったり、お相撲観たり……がちょうどです。

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山崎ナオコーラ

作家。性別非公表。2004年にデビュー。目標は、「誰にでもわかる言葉で、誰にも書けない文章を書きたい」。日常の社会派。趣味は育児(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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