風の万里 黎明の空 十二国記 上 講談社文庫

小野不由美

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062649988
ISBN 10 : 4062649985
フォーマット
出版社
発行年月
2000年10月
日本
追加情報
:
15cm,344p

内容詳細

天命により慶の国、景王となった陽子は民の実情を知るために街へ出た。目前で両親を殺され芳国公主の座を奪われた祥瓊は、父王の非道を知り自らを恥じていた。蓬莱から才国に流されてきた鈴は華軒に轢き殺された友・清秀の仇討を誓った。それぞれの苦難を抱いて三少女はやがて運命の邂逅の時を迎える―。

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 七色一味 さん

    読破。後、景王陽子を支える女官として金波宮に仕える祥瓊と、海客の鈴が初めて相まみえることとなる慶国国暦二年、自らの進むべき道を探ろうと市井和州に身を落とし、これまた後に相談役として宮に入る遠甫を師と仰ぎ世界と政治の「理」を学び始める。そんな中、和州自体に不正と不穏な動きを感じ始める陽子だった──。まだ、なんとも心もとなく、頼れるはずの景麒もその口下手で寡黙な性格が災いしてか、陽子はどうも信じ切れない感じ。また国のありようすら見えなくて声の大きな官僚に振り回されてしまうあたりが、なんともやりきれない。

  • はらぺこ さん

    ホンマ楽俊ええヤツやわぁ。1番好きやわ。2番目は飴売りの女の子。 陽子と元芳国公主・祥瓊と海客・大木鈴の3人の話が入れ替わり立ち替わりして物語は進んでいく。祥瓊と鈴は旅をしてるので色んな国の王や麒麟が登場してたのでちょっとお得な1冊でした。後々出てくるんやと思いますが、恭国の供王・珠晶が王になった時の話を詳しく知りたい。

  • りゅう☆ さん

    景王となった陽子は国のことが分からず様々な情勢に決断ができず苦悩する。蓬莱から流されてきた鈴は言葉も分からず、才国の梨耀から酷い扱いを受け逃げるも蓬莱出身の陽子に同情されたくて慶国を目指す。芳国峯王の公主だった祥瓊は目の前で父母を殺され里家で貧しい暮らしを強要されるも、景王陽子が自分が失った物を手に入れてると思い妬み簒奪を企てる。自分だけが不幸だと嘆く鈴、過去の栄光を引きずりプライドが高い祥瓊にイライラする。そして道中、鈴は清秀と、祥瓊は楽俊と出会ったことにより、自分たちの抱えてる傲慢な思いが変化する。→

  • カレイ.シュウ さん

    慶国の王になってしまった陽子ちゃんは勝手がわからず悩みます。そら女子中学生が女王様で政治を任されたらそうなるでしょう。陽子ちゃんの凄いところは投げ出さずに向かっていくところです。さてもう二人あまちゃん女子が出てきてそれぞれ成長していきますが、どう絡んでくるのか…。女性作家ならではの、女の嫌な部分の容赦ない書きっぷりは清々しささえ感じます。前々作の麒麟ちゃん可愛がりとの落差が凄い…。

  • オカメルナ さん

    陽子は妖魔に襲われている最中、何が何だかわからないままに、景麒に『許すと言え』とか言われて王になっちゃたのよね。心構えもビジョンもあったもんじゃないさ。悩んで当然。クラス委員とはわけが違うもんね。何度も騙され、瀕死の目に会いながら、信じられる友を得て精神的にも強くなった陽子。慶の現状を見て更に成長すると信じられる。自己中な元公主祥瓊と海客鈴の二人の少女が景王陽子に会うために慶を目指す話が交互に語られる。凄く身勝手な理由なんだけれど、この二人も徐々に変わって行く。下巻が楽しみ。楽俊て本当に良いやつだなぁ。

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人物・団体紹介

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小野不由美

12月24日、大分県中津市生まれ。京都大学推理小説研究会に所属し、小説の作法を学ぶ。1988年作家デビュー。13年『残穢』が第26回山本周五郎賞、20年「十二国記」シリーズが第5回吉川英治文庫賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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