僕は長い昼と長い夜を過ごす ハワカヤ文庫JA

小路幸也

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784150310707
ISBN 10 : 415031070X
フォーマット
出版社
発行年月
2012年06月
日本
追加情報
:
512p;16

内容詳細

50時間起きて20時間眠る特異体質のメイジは、のんびりした性格とは反対に、母親が失踪、父親が強盗に殺されるという過去があった。あるとき、ときどき引き受けている“監視”のアルバイトで二億円を拾ってしまい、裏社会から命を狙われるようになる。家族を、大切な人たちを守るため、知恵と友情を武器に立ち向かう。だが、その体質が驚愕の事態を引き起こし…人とは違う時間を生きる青年が挑むタイムリミットサスペンス。

【著者紹介】
小路幸也 : 1961年北海道生まれ。2002年『空を見上げる古い歌を口ずさむpulp‐town fiction』で第29回メフィスト賞を受賞し翌年にデビュー。ミステリ、家族小説、青春小説と幅広いジャンルの作品を執筆するなか、下町の古書店を舞台にした“東京バンドワゴン”シリーズで大きな注目をあびる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • あつひめ さん

    ウルっと目頭が熱くなった。こういう話でまさかそんな気持ちになるなんて思っていなかったので、やられた〜。ぜひとも、ドラマ化してほしいなぁ…と思いながら読みました。それぞれのキャラがとても個性的で面白かったし。なんでそんなに親切なの?とか色々思いながら読んだけれど、そういうラストも良いんじゃないかなぁ…と肩の力が抜けた心地よい読後感です。

  • りょうこ さん

    最後が素敵!読んで良かった!タイトルも素敵だし登場人物もみんな素敵!いい本に出会えたなぁっと素直に思う。きっとまたいつか再読します。

  • BlueBerry さん

    読み易いからスラスラ読めたけど突っ込み所は満載ですね。50時間起きて20時間眠るという設定も生かしきれていない気がして「勿体無いな」と思いました。全体的には可もなく不可もない感じでしょうかね。序盤○中盤○ラスト○

  • Zann さん

    ★★★★☆タイトル通り50時間の覚醒時間と20時間の睡眠時間という体内時計で生活をする主人公。バイトでしていた探偵の真似事の最中に遭遇する監視対象者の死。偶然に手元に入る二億円。それから始まる様々な事件。父親の虐待や母親の失踪という過去、特異な体質となかなかヘビーな環境であるが、主人公の性格がフワフワと軽やかで読み心地はとても良いジェットコースターエンタメサスペンス。ずっと側で助けてくれるナタネさんも素敵でとても楽しい。ラストにパタパタと繋がっていきミステリー要素のおまけも。とても面白かった。(10)

  • 絹恵 さん

    長い長い正午と深夜を繰り返す睡眠障害が、必ずしも彼を苦しめているわけではないということが朝日のような光なのだと思いました。偶然を、自身の運命に取り込むことで生まれた哀しみと歓びの連鎖が切なかったです。でも心からハッピーエンドの物語を望んでいるから、背景が暗くても、彼自身の力で輝かせることが出来ると思いました。

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人物・団体紹介

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小路幸也

北海道生まれ。広告制作会社を経て、執筆活動へ。『空を見上げる古い歌を口ずさむ』で第29回メフィスト賞を受賞して作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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