“磯貝探偵事務所”からの御挨拶 光文社文庫

小路幸也

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784334103378
ISBN 10 : 4334103375
フォーマット
出版社
発行年月
2024年06月
日本
追加情報
:
408p;16

内容詳細

小樽にある高級料亭旅館〈銀の鰊亭〉の火事にまつわる騒動から一年。その事件を機に、警察を辞め、私立探偵となった磯貝公太。最初の事件は、かつての同僚が持ってきた、階下にあるギャラリー店長の夫でラノベ作家の失踪案件だった‥‥。北海道が舞台のほろ苦ミステリー!

【著者紹介】
小路幸也 : 北海道生まれ。広告制作会社を経て、執筆活動に入る。2002年「空を見上げる古い歌を口ずさむpulp‐town fiction」で第29回メフィスト賞を受賞し、作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • カブ さん

    シリーズ第二弾。前作、銀の鰊亭の事件で警察を辞めた磯貝公太が私立探偵になって登場。初依頼はかつての同僚が持ってきた失踪案件を調査するというもの。光と文の協力で解決するが…。きっとこの先もシリーズは続くのだろう。楽しみだ。

  • Karl Heintz Schneider さん

    銀の鰊亭の事件がきっかけで刑事を辞め探偵事務所を開いた磯貝公太。最初の依頼は失踪人の捜索、依頼人はその妻。親戚や友人には失踪したことを知られたくないという。聞き込みができないというのは探偵にとって致命的なこと。それって無理ゲーや〜ん!って思ったけど、ほんのわずかなとっかかりから事件を紐解いてゆく手腕にはいつもながらほれぼれさせられる。磯貝公太が捜査の時に大事にしていることは聞き込みをかけた相手に不利益を生じさせないこと。その優しさが時にまどろっこしく感じるがそれこそが小路さんの描く魅力的な人物なのだろう。

  • 眠り猫@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同) さん

    シリーズ物だと知らずに読んでしまいました(^^;) が、前作を知らずとも面白く読めました。途中少し「ん…⁈」と思わないでもない箇所がありましたが、全体的には魅力的な登場人物たちと共にストーリーに没頭できました。シリーズ続くのかしら?前作をまず読んで、次作を待とうかな。

  • ミキティ さん

    前作「銀の鰊亭」の火事に関わった磯貝が、警察を辞め探偵となる。最初の依頼は、元同僚を介して、ギャラリーの店長からの夫の失踪。鰊亭の光は、同じ大学のひかると出会い、光の叔母の文とともに、失踪事件に絡んでいく。少し出来すぎな気もするが、次から次へと事がつながり進展していくのがおもしろくて、後半は一気読み。シリーズ化するのかな?次はどんな事件が待っているのでしょうか。

  • kei さん

    ほぼ初読み作家さん。言い回しがクドい感じがあまり好みではないが、まぁまぁ。元刑事が開いた探偵事務所に元同僚の刑事とその友人女性が失踪した夫の捜索依頼にやってきた。当初見つけることは困難と思われたが偶然が重なり捜索はサクサク進む。が、しかし意外な事実が見えてきて…。

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小路幸也

北海道生まれ。札幌の広告制作会社にライター、エディター、プランナーとして勤務。退社後執筆活動へ。メフィスト賞を受賞した『空を見上げる古い歌を口ずさむ pulp‐town fiction』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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