フェルメール論 神話解体の試み

小林頼子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784896949131
ISBN 10 : 4896949137
フォーマット
出版社
発行年月
2008年07月
日本
追加情報
:
26cm,264,79,14p 図版32p

内容詳細

その神話性ゆえに検証を拒んできた「孤高の天才画家」のヴェールを解き放ち、蔓延する神話的言説の解体を試みた渾身の研究書。新稿を加え、ペーパーバック版で登場。第10回吉田秀和賞受賞。

【著者紹介】
小林頼子 : 1948年山口県生まれ。1982‐85年ユトレヒト大学美術史研究所留学。1987年慶應義塾大学大学院博士課程修了。現在、目白大学社会学部メディア表現学科教授。『フェルメール論―神話解体の試み』と下記『フェルメールの世界』により第10回吉田秀和賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Nobu A さん

    小林頼子著書初読。08年刊行。フェルメール研究者からよく言及される本書。噂に違わず立派な研究文献。「はじめに」で90年代後半にオランダとワシントンで行われたフェルメール展に触れ、本書の狙いを説明。のっけから高尚な語彙を鏤め、研究論文宛ら。美術関係の論文や説明文ってこんな感じなんだって表現に目が行った。また、フェルメールの作品から技術や影響を受けた人達を読み解く緻密な手法には舌を巻く。でも、俄絵画ファンにはハードルが高過ぎた。フェルメールに限らず、もう少し美術史の造詣を深めて再読したい。後半流し読み読了。

  • くらげ さん

    フェルメール関係の本を読んでいて、ほぼすべての本で参考文献として紹介されていたので、1ヶ月ほどかけてゆっくり読んでみた。 かなりの厚みがあってとっつきにくいかと思ったけど、言葉遣いは難解ではなく、内容が多少高度であってもするする読めた。 読んでいて痛感したことは、絵画の技術面はやはり実物を見ないとぴんと来ないということ。 塗りの厚さや筆遣いの話になると、印刷ではお手上げです。 また日本にフェルメールが来ることがあれば、是が非にも見に行きたい。 また、小林さん以外のフェルメール研究者の著書も読みたい。

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人物・団体紹介

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小林頼子

1948年生まれ。目白大学社会学部教授を経て、同大学名誉教授。専門は17世紀オランダ美術史、日蘭美術交流史。82〜85年、ユトレヒト大学美術史研究所留学。87年、慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程修了。『フェルメール論』(八坂書房)および『フェルメールの世界』(NHKブックス)の2著で第10回吉田

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