完訳三国志 8 岩波文庫 改版

小川環樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784003201282
ISBN 10 : 4003201280
フォーマット
出版社
発行年月
1988年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
:
15cm,351p

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吉川英治版のラストのあと、姜維がどう奮闘...

投稿日:2021/07/07 (水)

吉川英治版のラストのあと、姜維がどう奮闘していくのか、司馬懿の動きなどが気になって、岩波文庫版の「完訳 三国志」を読みました。吉川英治版で止めておいてもよかったけど、一読して自分なりには収まりました。

タラ さん | 東京都 | 不明

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読書メーターレビュー

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  • NAO さん

    曹丕は司馬懿に孔明を例にあげて息子の補佐を頼んで亡くなるが、司馬懿は孔明ほど主君に忠実ではないので、あっさり主君を裏切る。だが、劉備の息子も曹丕の息子も、覇気はなく、人徳者でもなく、親の栄光にすがっているだけ。つまりは、滅ぼされても自業自得ということか。

  • 優希 さん

    三国が晋によって統一されるまでの動きが描かれます。武将たちが守らねばならぬ国でしたが、何せ弱過ぎました。結局激動の時代を歩んできた国々は1つとなるべきの国だったのですね。

  • HaruNuevo さん

    諸葛亮亡き後の三国志は、乾燥した奥行きの無い出来事の羅列で、最終巻であるのに味気が無い。 軍事一辺倒の戦争馬鹿である姜維は、宦官佞臣の跋扈を妨げることが出来ず、成果のない度重なる北伐は蜀の国力を磨滅させるだけで、結果として蜀の滅亡を招くことになったのだろう。 全8巻、久しぶりに読み返した。

  • よしひろ さん

    司馬炎による統一がなされる。男たちの争う時代が終焉した。

  • qoop さん

    晋による三国統一を書いた長いエピローグ。戦闘場面にはこれまでのような物語的なデコレーションが薄く殺伐としていて、英雄譚として広がったストーリーが歴史のエポックへと収束していくかのような感覚を覚える。物語的であるのは予兆としての怪異の出現だが、何にしろ思い入れのない人々の凡庸な殺し合いで歴史が紡がれていく虚無感は、大長編のラストに案外相応しい。

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人物・団体紹介

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小川環樹

1910‐93年。京都帝国大学文学部卒業。東北大学教授を経て、京都大学文学部教授、同名誉教授。専門、中国文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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