なぜ公立高校はダメになったのか 教育崩壊の真実

小川洋

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784750599038
ISBN 10 : 4750599034
フォーマット
出版社
発行年月
2000年04月
日本
追加情報
:
20cm,231p

内容詳細

ドイツは高度成長期に1850万人の外国人労働者を受け入れ、いま様々な局面でその後遺症に悩まされている。日本では戦後復興から高度成長にかけて、3大都市圏に2500万人の人間が流れ込んだ。その人々がやがて“郊外”へと移り住む…。教育の荒れ、公立高校の凋落、偏差値追放、あらゆる問題の根はこの“人口大移動”に胚胎されていた。―鮮やかな切り口で高校教育迷走の正体を探る。

目次 : 序章 公立高校の凋落/ 第1章 “二つの階層”の出現/ 第2章 学校の“荒れ”と大学進学率の停滞/ 第3章 公立高校、急増設の波紋/ 第4章 公私逆転の真相/ 第5章 的はずれの業者テスト廃止問題/ 第6章 突き進む市場主義的改革/ 終章 「高校入試全廃」の提言

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • futabakouji2 さん

    これは面白い。地方にやった来た田舎出身の人達と元々大企業がある都会に住んでいた人との階層が分かれるという図式は凄い。 おまけに業者テストしたらその数値を廃止できるわけはなく、合格基準として生徒たちに利用されていた。生徒たちも公立ではなく私立に流れえてしまうなど逆効果。 現場からの声などで説得力もある本です。

  • fiddler05 さん

    20年も前に書かれたにも関わらず現在にも通じる著作、市場主義と規制緩和のもと、消費者としての親のニーズに応えることで、公立高校が復活するのか、それは現代の日本の状態にふさわしい教育を実現するのか、示唆に富んだ著作である、

  • K A さん

    とてもヘビーだけども、最近流行の教育本を数冊読むよりもかなり参考になる1冊。2000年の時点で問題解決能力の所まで記述があり、正直驚き。

  • すいか さん

    説得力はあるけども、本当かなあ。実証的なデータは弱い。

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人物・団体紹介

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小川洋

1942年西宮生まれ。1963年関西大学工学部化学工学科卒(醗酵工学専攻)。京都大学食料科学研究所研究生(秦忠夫教授・土井研究室:タンパク質科学・酵素化学の研究に従事)。1964年食品会社研究所入社、研究室・技術開発部・製造部・企画部。1996年発明協会日本弁理士会長賞受賞。1999年平成11年度科

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