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消えゆく「限界大学」 私立大学定員割れの構造

小川洋

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784560095263
ISBN 10 : 4560095264
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
小川洋 ,  

Content Description

弱小私大が淘汰されるメカニズムを、統計データを駆使しながら明快に示した画期的書!

目次 : 第1章 試練に立たされる弱小私大/ 第2章 どのような大学が定員割れしているか/ 第3章 混乱の「ゴールデンセブン」とその後/ 第4章 短期大学とは何か/ 第5章 短大以上・大学未満/ 第6章 新たな大学像/ 第7章 弱小私大と高校/ 第8章 弱小私大の生き残る条件/ 第9章 「限界大学」の明日

【著者紹介】
小川洋 : 1948年東京生まれ。早稲田大学第一文学部を卒業後、埼玉県立高校教諭(社会科・地歴科)として勤務。並行して国立教育研究所(現・国立教育政策研究所)研究協力者として日本の高校教育とアメリカやカナダの中等教育との比較をテーマに研究。その後、私立大学に移り、教職課程担当の教員として十数年勤務した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ハイランド

    限界大学という言葉が限界集落等と同様の意味で使われている。限界集落は地理的要因や環境が原因で、そこに棲む当事者の責に帰すことはできないが、限界大学は原因を特定の個人あるいは組織に帰することがある程度できる。学生に対していかなるサービス(教育・進路等)を提供できるのか、大学としてのビジョンは何なのか。それをきちんと提示できない大学は入学定員を確保できず、安易に留学生に頼ったり、自滅の道を歩んでしまう。経営・教職員の自覚のなさや、資質の有無にも原因はあるが、教育行政の一貫性のなさも責任の一端はあると感じる。

  • 壱萬弐仟縁

    定員割れの渦中にある大学の多くは目先のことに追われ、受験生たちが消えていった理由を落ち着いて考え、何をなすべきか考える余裕もない(4頁)。 松本大学は、県立大学や長野大学公立化で、直ちに学生募集にマイナスに働く(152頁)。

  • mazda

    できの悪い学生と、できの悪い教授がいる限り、しばらくは倒産間近の大学が増えることでしょう。少子高齢化の中、大学が増え続けるということはあり得ないし、ましてや留学生を大量に入れて継続というのは、税金を使っている以上、成果を国に還元できるものでなければなりません。

  • けんとまん1007

    いくつかの大学・短大などを訪問してみて、改めて、いろいろ気づきがあったここ2ケ月。各大学の置かれた状況や、学生の気質・質の変化、社会の変化などに、それぞれ苦労されているのがわかった。その背景などが、いろいろ書かれていて、とても参考になる。地域柄、公立系の大学が多く、そこと私立のとの違いが痛いほど感じたのも事実。学校は、学びの場なのか、商売の場なのか・・・根本的な点が、根底にあるように思える。

  • kotte

    著者が弱小私大としている大学は知らない名前ばかりでした。また、中堅私大として拡大中の武蔵野大学が昔は小さい女子大学であったことも知りませんでした。武蔵野大学の事例を読んで、少子高齢化に伴う大学全入時代においては、大学経営も企業経営と同様に経営センスが必要になる時代になったと感じています。地方の私立大学の安易な効率化についてはもう少し考えなければいけないと思います。公立にすることで確実に人気は上がり、定員割れも無くなりますが、苦しい地方で頑張ってきた私大を苦しめることがないようにしてほしいです。

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