日米同盟のリアリズム 文春新書

小川和久

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166611355
ISBN 10 : 4166611356
フォーマット
出版社
発行年月
2017年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
230p;18

内容詳細

もし日米同盟が解消されれば、米国は世界のリーダーの座から転落する。そして東アジアで挑発を繰り返す中国と北朝鮮は、日米同盟の真の凄みを熟知しているからこそ、最後の一線は越えられない…。日本人だけが無自覚な「世界最強の同盟」の真実を徹底解説!

目次 : 第1部 世界最強の日米同盟(米国は日米同盟を手放せない/ 自主防衛は幻想である)/ 第2部 北朝鮮vs.日米同盟(1994年北朝鮮核危機の真相/ 北朝鮮の軍事力の実像/ 日・米・韓の「戦争力」と金正恩斬首作戦/ 米朝チキンゲーム/ 北朝鮮はインド、中国型経済成長を目指す)/ 第3部 中国vs.日米同盟(東シナ海で中国を抑え込む日米同盟/ 南シナ海での米中衝突はあるか?/ 中国の戦略は「三戦」と「A2/AD」)

【著者紹介】
小川和久 : 軍事アナリスト。1945年、熊本県生まれ。陸上自衛隊生徒教育隊・航空学校修了。同志社大学神学部中退。新聞記者、週刊誌記者などを経て、日本初の軍事アナリストとして独立。外交・安全保障・危機管理(防災、テロ対策、重要インフラ防護など)の分野で政府の政策立案に関わり、国家安全保障に関する官邸機能強化会議議員、日本紛争予防センター理事、総務省消防庁消防審議会委員、内閣官房危機管理研究会主査などを歴任。小渕恵三内閣では野中広務官房長官とドクター・ヘリを実現させた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • kawa さん

    日米同盟は世界最強。中国・北朝鮮の挑発は、コワモテ強硬一辺倒ではなく、各々に秘められらメッセージがあるのだと言う。さらに自主防衛は幻想、核武装論の虚妄等々。素人読者としては、直ちになるほどとはならないのだが、軍事専門家はそういう見方をするのかと言う意味で大いに参考になる。

  • Kentaro さん

    米国に基地を提供するというと兵隊がいて軍艦がいて、戦闘機がいてという光景ばかりが目に浮かぶが、これは出撃機能と言って、大きく分けて3つある機能のひとつにすぎない。 二つ目は兵站、食料などを賄うロジスティックス機能である。これも日本のレベルは申し分ないだろう。 三つ目はインテリジェンスだ。青森県三沢基地を中心とした情報関連施設群は英語圏5か国で維持されてきたエシュロンの重要な一角を担っているのだという。この三つともが米国本土の基地と同水準のレベルを確保している。トランプはこれを理解し、日本を責めなくなった。

  • 0717 さん

    日米同盟はむしろ米国も望むところで、もし解消となると日本から以西、世界半分の影響力を失い世界のリーダーの座から転落する。経済力、技術力、人材力から同盟国として日本に替わりうる国があるかというと、これも無い。中国、北朝鮮は日米同盟の真の凄みを熟知しているので、最後の一線は越えられない。尖閣は捕られないと言うけど本当かな?

  • ヴァン さん

     著者小川和久氏は古くから活躍している軍事アナリスト。日米同盟は米国に対してたいへん貢献している事実を例証しながら説く。選挙活動中のトランプ氏の日本は貢献していない、という発言が間違いだったことがわかる。北朝鮮に関しては抑制された専門的知見がリアリティを持って語られる。

  • hdo obata さん

    この著者のいわゆる「南京事件」に対する認識(日本軍による不祥事はあった。松井中将がこれに対し悲憤慷慨したというもの)に小生納得がいかなかった。この人軍事についてのプロだが、意外にナイーブ、簡単に中共のプロパガンダに乗せられる人との印象をもっていた。しかし当人の歴史認識はともかく、日米同盟のリアリズム、アメリカにとってもほかに代替が効かない戦略拠点、日本をもし失えばアメリカは世界に覇権の半分を失う。中共も日米同盟がある限り尖閣に手出しはできない・・という主張には耳を傾けざるを得ない。

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