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飛天のごとく 下 動乱の巻 講談社X文庫

宮乃崎桜子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062865951
ISBN 10 : 4062865955
フォーマット
出版社
発行年月
2009年04月
日本
追加情報
:
15cm,237p

商品説明

いっそ女に戻って愛する人と――しかし世の中は動乱の時代へ!!
藤原頼長のもう1つの秘められた物語

皇室、関白家、それぞれの陰謀が渦巻く平安末期。性別を偽ったまま藤原頼長は、男として朝廷の乱れた秩序を戻そうと奔走していた。そんなある日、初恋の人佐藤義清が僧、西行となって現れ、頼長は懐かしさに心が揺れる。綾が頼長だと知った西行も恋い慕う気持ちに変わりがなかった。政治を捨て女として生きるよう、西行は頼長に言うのだが。保元の乱へと進む世の中、愛する2人の行く末は!?

内容詳細

皇室、関白家、それぞれの陰謀が渦巻く平安末期。性別を偽ったまま藤原頼長は、男として朝廷の乱れた秩序を戻そうと奔走していた。そんなある日、初恋の人佐藤義清が僧、西行となって現れ、頼長は懐かしさに心が揺れる。綾が頼長だと知った西行も恋い慕う気持ちに変わりがなかった。政治を捨て女として生きるよう、西行は頼長に言うのだが。保元の乱へと進む世の中、愛する二人の行く末は!?藤原頼長のもう一つの秘められた物語。

【著者紹介】
宮乃崎桜子 : 4月17日生まれ。’90年に第4回ウィングス小説大賞に選ばれる。「斎姫異聞」で、第5回ホワイトハート大賞を受賞、人気シリーズとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 粋 さん

    何か読んでてしんどかった。頼長が女に戻るところは上手くやったなと思ったが、政の鬱々が最後まで残り読後感は良くなかった。結局、頼長は男として頑張ったにも関わらず、何も残せなかったし、恋愛もくっついたけどほとんど描かれず。よく分からないまま終わってしまった(苦笑)

  • nagi さん

    頼長が、次から次へと追い詰められて、戻れなくなってしまう恐ろしさを味わえた。何よりも得子様が怖い(..)。平安時代末期、公家同士の争いのはずが、いつの間にか武士に乗っ取られてしまう事に当時の人々は、いつ気づいたのだろう。きっとその頃には遅かったのだろうけれど。

  • おMP夫人 さん

    頼長の性別を変更する事によって、物語に清涼感を与えていると思います。残された記録を再構成するだけでは、かなりえぐい内容になってしまいますから。とはいえ、上巻は歴史小説と少女小説が程よく融合していたのですが、下巻は歴史を追うのに精一杯で駆け足の展開になってしまったのがとても惜しいです。もう少し設定と人物を生かした「らしさ」があればもっと良かったかな。という気持ちがかなり強いです。状況の描写より情景や心理を掘り下げて欲しかったのですがこれは好みの問題か。このくらいが騒がしくなくてちょうど良いのかもしれません。

  • むつぞー さん

    ロマンスはおまけ的だと思う。だけど歴史小説をやるにはいろいろ省きすぎだしな〜。もうちょっとロマンス色が強いほうがよかったのでは?

  • はるち さん

    せっかく詳しく調べられているのだから、もっと詳しく、ゆったりと話の展開を進めてほしかった。ゆったりと進めることで頼長や西行の人物像をより深くに描けたのではないかと思う。また、清盛と綾の関係が不完全燃焼でぼんやりと終わった点が気になった。オチは史実を生かしながら少女向けラノベらしく落とせていて素晴らしいと感じた。好みかどうかは別問題であるが。

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人物・団体紹介

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宮乃崎桜子

岩手県生まれ。1998年、『斎姫異聞』で第5回ホワイトハート大賞を受賞。受賞作はのちにシリーズ化され、全29巻の大作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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