恋人たちの冒険 安房直子コレクション

安房直子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784035409502
ISBN 10 : 4035409502
フォーマット
出版社
発行年月
2004年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
22cm,338p

内容詳細

異形のモノと人は本当に愛しあえるのか。安房直子の作品のもうひとつのテーマ。「天の鹿」「鳥にさらわれた娘」「べにばらホテルのお客」など、恋人たちの情熱と悲しみを描いたファンタジー5編を収録。

【著者紹介】
安房直子 : 1943年、東京に生まれる。日本女子大学国文科卒業。在学中より山室静氏に師事、「目白児童文学」「海賊」を中心に、かずかずの美しい物語を発表。「さんしょっ子」第三回日本児童文学者協会新人賞、『北風のわすれたハンカチ』第十九回サンケイ児童出版文化賞推薦、『風と木の歌』第二十二回小学館文学賞、『遠い野ばらの村』第二十回野間児童文芸賞、『山の童話 風のローラースケート』第三回新美南吉児童文学賞、『花豆の煮えるまで―小夜の物語』赤い鳥文学賞特別賞等受賞作多数。1993年永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ぶんこ さん

    人と動物との愛情物語が短編となって綴られていました。安房さんの手になると違和感が消えてロマンチックとなる不思議。森と動物がお好きだからなのでしょうか。特にジャム屋さんの話が好きです。ラベルを見ていると森の中にいるような気持ちになるなんて素敵。最後のホテルを切り盛りするキツネさんと北村さんの一途な愛を応援する作家の(わたし)に安房さんを重ねて微笑ましくなりました。最後に軽井沢がお好きと書かれていて、これらの物語が生み出された地なのでしょうか。

  • うめ さん

    小鳥のために、バラの花びらでベッドを作る。想像して転げました。敷き詰められた花びらの上に、ちまり、と乗った小鳥。萌え転げ。美しい鹿が印象的。美味しいジャムと、バウムクーヘンが食べたくなりました。相変わらず、巻末のエッセイも素敵。

  • りるふぃー さん

    内気な女性が、原稿用紙の中で思いっきり心の中を解放して、才能を開花させている…それが安房さんの作品のように思います。巻末のエッセイがまた、一つの童話のようです。安房さんが亡くなられていることが信じられない位に、生き生きと身近に感じられてきました。 安房さん節のようなフレーズや、法則があるのですが、それを見つけると心地よいという、すっかり安房さんの文章の魔法に魅了されている自分です。

  • マツユキ さん

    Twitterで紹介されていた『熊の火』が読みたくて、借りてきた安房直子コレクション。『天の鹿』、『熊の火』、『あるジャム屋の話』、『鳥にさらわられた娘』、『べにばらホテルのお客』そしてエッセイを収録。動物たちが喋ったり、人間が動物になったり、愛し合ったり。誰と生きるか。メルヘンなんですが、生きているもの同士共通する寂しさが、どの作品にもあると感じました。そして、意外と我が儘な女の子が多い。『べにばなホテルへようこそ』も意外。エッセイも読めるし、全七巻を、紅茶とジャムを用意して、読みたいです。

  • ミルチ さん

    安房直子さんは初めて読みました。鹿やシギやキツネなどの動物と人間との恋。静かで優しくでも妖しいファンタジー。個人的には天の鹿、鳥にさらわれた娘などちょっと怖い話が好きでした。べにばらホテルのお客さまはちょっと異質だけどキツネと女性作家の恋のバトルが可愛かった。

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人物・団体紹介

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安房直子

東京都に生まれる。日本女子大学在学中より、山室静氏に師事。大学卒業後、同人誌『海賊』に参加。1982年、『遠い野ばらの村』(筑摩書房)で野間児童文芸賞、1985年、『風のローラースケート』(筑摩書房)で新美南吉児童文学賞、1991年、『花豆の煮えるまで』でひろすけ童話賞を受賞。1993年、肺炎により

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