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商品説明
内容詳細
大老・井伊直弼が桜田門外において斬殺され、幕府の権威は地に墜ちた。残された閣老たちは公武合体策に復権をかけるが、対朝廷、雄藩、列強、いずれとの交渉にも果断を欠き、いよいよ窮地へ追い込まれてゆく。腐朽した幕府組織の内実と、世情の混乱が生み出したテロルの様相を見事に描出した四篇を収める。
【著者紹介】
大佛次郎 : 明治30(1897)年、横浜市生れ。本名・野尻清彦。大正10(1921)年、東京帝国大学政治学科を卒業後、鎌倉高等女学校(現・鎌倉女学院高等学校)教師となったが、翌年外務省条約局勤務(嘱託)に。13年、鎌倉の大仏の裏手に住んでいたことに由来する大佛次郎の筆名で、「隼の源次」、ついで「鞍馬天狗」シリーズ第一作「鬼面の老女」を発表、作家活動をはじめる。時代小説から現代小説、歴史小説、ノンフィクション、エッセイと、幅広いテーマとスタイルで多くの作品を手がけた。昭和48(1973)年4月30日逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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人物・団体紹介
大佛次郎
1897(明治30)年横浜生まれ。本名は野尻清彦。長兄は星の文学者・野尻抱影。1921(大正10)年東京帝大卒業後、教員や外務省嘱託として勤務。この頃ロマン・ロランの訳書を出し、その他小説の抄訳などを雑誌に寄稿する。1924(大正13)年大佛次郎の筆名で「鞍馬天狗」シリーズが人気となり、専業作家生活
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