自転車に乗って アウトドアと文藝

夏目漱石

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309029351
ISBN 10 : 4309029353
フォーマット
出版社
発行年月
2020年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
212p;19

内容詳細

エッセイ、詩、小説、漫画、27人の短編アンソロジー。

目次 : 1 はじめる(空気(三浦しをん)/ サイクリングばあさん(群ようこ)/ 自転車日記(夏目漱石)/ 自転車日記(萩原朔太郎)/ 父親と自転車(小川未明)/ これからは歩くのだ(角田光代)/ 『サイクリング・ブルース』より(忌野清志郎))/ 2 ふりかえる(異形の風体(自転車を脊負て)―中村春吉「世界無銭旅行」より(押川春浪)/ 電報(織田作之助)/ 自転車に乗る女(北杜夫)/ (江戸川乱歩 サイクルおしゃれ時代 )/ 自転車事故(吉行淳之介)/ 「電報くばり」(金子みすゞ))/ 3 考える(自転車に乗って(柴田元幸)/ 自転車をこいでいる人間は何を考えているのか(伊藤礼)/ 自転車、そして自転車の思想(真鍋博)/ ある少女(中井久夫)/ 馬行き人行き自転車行きて(宮沢賢治))/ 4 旅する(しまなみ海道をゆく(羽田圭介)/ ビワイチ(藤崎彩織)/ 自転車、山の辺、ふしぎなホテル(半村良)/ まくりのアサちゃん(山松ゆうきち))/ 5 いつでも、どこまでも(木漏れ日と自転車(北川悦吏子)/ 自転車(志賀直哉)/ 自転車哀歌(吉本隆明)/ 自転車の時代(久世光彦)/ 優しい言葉(益田ミリ))

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • starbro さん

    文豪から現代の作家まで(ビッグネームがずらり)、自転車に纏わる、アンソロジー・エッセイです🚲 どの作品も面白いですが、オススメは、真鍋 博『自転車、そして自転車の思想』&藤崎 彩織『ビワイチ』&志賀 直哉『自転車』&吉本 隆明『自転車哀歓』です。 コロナ禍が治まったら、自転車で琵琶湖を一周してみたい🚲 https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309029351/

  • keroppi さん

    図書館の新刊コーナーで見つけて。自転車への思いを様々な作家が綴る。夏目漱石、志賀直哉から羽田圭介、藤崎彩織まで。私も自転車には様々な思いがある。雨の日もカッパを着て通った高校時代、京都の街中を名画座を観るために自転車で駆け回った大学時代、東京に来た頃は、新宿の高層ビルの間を走ったりした。そんなことを思い出させてくれた本だった。

  • ばう さん

    ★★★ 夏目漱石から羽田圭介まで(幅広い!)27人の自転車に纏わる作品が収められています。一篇一篇が全く違うテイストでどれも面白かった。「1.はじめる」では自転車に悪戦苦闘する夏目漱石。遠いイギリスで格闘するも結局乗りこなせなかった?小川未明の『父親と自転車』は未明らしくて好き。4.旅する」藤崎彩織『ビワイチ』セカオワの深瀬君がイメージと真逆のアウトドア派爽やか好青年でびっくり!「5.いつでもどこでも」志賀直哉、吉本隆明は自身の旧悪を暴露?最後の益田ミリさんのエッセイで温かい気持ちで読み終えました。

  • J D さん

     自転車と文学。自転車のスピード感、見える景色、日常との絡み、自転車のある風景を錚々たる作家や文化人が描き出す。小川未明「父親と自転車」、萩原朔太郎「自転車日記」、真鍋博「自転車、そして自転車の思想」、藤崎彩織「ビワイチ」、志賀直哉「自転車」等自転車文学フルコースという感じで堪能しました。当然ですが漱石の自転車日記も所収されています!因みにに三浦しをんさんの「空気」から始まり、益田ミリさんの「優しい言葉」で幕を閉じます!やっぱり、自転車はいいなと思いました。

  • ぶんこ さん

    自転車にまつわる本なので楽しみにしてました。しをんさんから益田ミリさんまで多彩な人選で、自転車という括りがあるものの、こうまで違った作品となるとはびっくり。昔の作家さんの文章は難しくて悪戦苦闘。角田さんのエッセイでは、どこに災難が転がっているかわからないなと嘆息。金子みすゞさんの詩が最も好きな作品でした。後半の旅と、いつでもどこでもの作品の数々が、私の思い浮かべる自転車の本そのもので楽しめました。

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人物・団体紹介

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夏目漱石

1867年、現在の新宿区生まれ。1890年、東京帝国大学文科大学英文科に入学。1895年から96年まで、『坊っちゃん』の舞台である松山中学校で教鞭を執る。1900年9月、イギリス留学出発。1905年、『吾輩は猫である』を俳句雑誌「ホトトギス」に連載。1907年、朝日新聞社に入社。以降、朝日新聞紙上に

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