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ISBN 10 : 4864881367
Content Description
保守やリベラルよりも大切な、言論の信頼を問い直す。飛び交う言説に疲弊してゆく社会で、今こそ静かに思い返したい。時代の順風・逆風の中「自分の言葉」を探し求めた、かつての言論人たちのことを―20年以上にわたり書き継いだ、体現的「論壇」論。
目次 : 第1章 戦後論壇の巨人たち(福田恆存―「保守反動」と呼ばれた正論家/ 田中美知太郎―歴史の真実を語ろうとした人 ほか)/ 第2章 文藝春秋をつくった人びと(菊池寛―「非凡の人」の新しさ/ 佐佐木茂索―文春を救った人 ほか)/ 第3章 滝田樗陰のいた時代(サヨナラ「中央公論」/ 木佐木勝日記の「完本」と「原本」を読み比べる ほか)/ 第4章 ラディカル・マイノリティの系譜(アメリカと「左翼」の照応/ エリア・カザン―裏切者と呼ばれて ほか)/ 第5章 「戦後」の終わり(文春的なものと朝日的なもの/ 「戦後八十年」はないだろう ほか)
【著者紹介】
坪内祐三 : 1958年東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業、同大学院英文科修士課程修了。雑誌『東京人』編集者を経て、1997年初の単著『ストリートワイズ』(晶文社)を刊行。2000年より、単独編集した『明治の文学』全二五巻(筑摩書房)を刊行。2001年『慶応三年生まれ七人の旋毛曲り』(マガジンハウス)で講談社エッセイ賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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HANA
読了日:2018/10/23
もりくに
読了日:2018/07/04
阿部義彦
読了日:2018/01/28
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読了日:2020/02/29
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読了日:2019/07/31
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