指が月をさすとき、愚者は指を見る 世界の名科白50

四方田犬彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784591079157
ISBN 10 : 4591079155
フォーマット
出版社
発行年月
2004年02月
日本
追加情報
:
20cm,265p

内容詳細

2002年から03年にかけて、ウェブマガジンに執筆した連載をもとに、16編のエッセイと6編の書き下ろしを加えた1冊。バカボンのパパからシェイクスピアまで世界名科白50を紹介。

【著者紹介】
四方田犬彦 : 1953年兵庫県西宮市生まれ。東京大学で宗教学を、同大学院で比較文学を専攻。明治学院大学教授として映画史と比較文化の教鞭をとりながら映画を中心に、漫画から文学まで芸術一般の批評活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 頭痛い子 さん

    図書館でたまたま見かけて、試読して好きになり、密林で同じのを発注し手元においた本。今も寝る前に手に取る一冊。まず、タイトルがすごい。そしてあまり、頭をつかい考える要素は少ない。内容は著名人の格言と、それにまつわる自身のエピソードで綴られている。わたしは、面白い本だなーと思いますし、寝る前の一冊には最適。ただ、物語にどっぷり浸かって!とか、なにか夢中になりたい!と思って読む本では無いです。著者が巻末で「煮てもよし焼いても良し、しごく消化の良い本」と言うように、まさに寝る前には消化のよいものを。

  • 拓陽(いっぽまえへ) さん

    四方田犬彦氏の著書は初。名前は存じ上げていたが、聡明で視点に独自性があっていきなりファンになってしまった。一度では記憶に残らないので、もう一度読み直してみたい。そう思わせる内容だった。

  • ganesha さん

    さて煮ても焼いても食えない文章とは。哲学にも思想にも流行がある、という箇所にはっとさせられた。

  • s_n さん

    博覧強記の批評家、四方田犬彦が送る名言集。むしろ名言を出汁に綴るエッセイという風情。いわゆる使える名言集を期待しない方がいい。さすがというか、やはり四方田選だけに、東西南北から選りすぐったマイナーな名言が多い。

  • とこまた さん

    世界の名科白50とあり、警句や金言の類が気になってたまらない私には興味深かった。決して恩着せがましくなく、50の科白をとおして、その科白が生まれた背景、50の世界を教えてもらった。ストレートに役に立つわけでは無いのがいい。

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人物・団体紹介

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四方田犬彦

1953年、大阪箕面生。詩論集『詩の約束』(作品社、2018)で鮎川信夫賞を受けた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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